スペイン各地を旅してみて、バルセロナの食べ物のレベルは
高いと思いました。
食べた料理がまずかったことはほぼありません。
これもうちょっとこうしたほうがおいしいかも…というのはあり
ますが。
ところが、ケチぶりでいうとスペイン一かもしれません。
マドリードとはいい勝負かな。
量はいたって少ない場合が多いです。
でもそれくらいでちょうどいいと思うのは、私が年をとったから
でしょうか。
この間とてもおいしいお店で食事をしていたのですが、そこは
ガラガラで、となりのイタリアンが満席でした。
イタリアンのお客さんたちは、お肉がぱつんぱつん弾けそうな
若い子たち。
どんな料理を食べているのかと目をこらすと。
どの席にも
てんこ盛りのスパゲティやらパスタが!
そうだよね、食べ盛りは炭水化物でおなか膨らまさないと。
できるだけ安くってなるとこういうイタリアンか。
ちょっとお洒落な女子4人組のテーブルには、各自1皿
特大のブッラータ(モツァレラに似たチーズ)が乗ったサラダ
が。
同じくてんこ盛り。
お得感半端ない。
バルセロナで安くまあまあおいしく食べたければイタリアン
へ行けということでしょうか。
ひと昔のバルセロナのイタリアンはひどかったです。
アルデンテって言葉を知らない人たちなので、茹ですぎの
パスタで。
でも今はイタリア人も多いので、頑張ってくれているはず。