
今や日本でもバルやタパス(小皿料理)が楽しめますね。
東京で一度行ったバルが、スペインバルよりスペインバルっぽくて驚きました。
立食形式の小さなお店だったのですが、お客さんがぎゅうぎゅう。
この距離感、日本人は嫌なんじゃないかな~と思っていたのですが、後から後からどんどん入って来られて。
マスターが頂点、カウンターが底辺の三角形のように会話も弾んでいて、妙な一体感がありました。
やっぱりバルはこうじゃないと!
さて、バルにつきもののタパス。
スペインではタパスがドリンクに無料でついてくるバルがあるのです。
地方によって。
ピーナツとかパン一切れとかじゃなく、煮物とか炒め物とか、具がのったバゲットとかがついてくる街があるのです。
グラナダです!
世界遺産のアルハンブラ宮殿がある街。
あ、豪勢なタパスがつくからといって、ドリンク料金が高いわけではありません。
学生さんも多い街なので、安くおいしく食べられる店も多いです。
バルセロナは、これがないのがネックです。
他の街でできて、なんでバルセロナでできないのか分からない!
と地元の人たちは言ってます。
日本のバルにもありますか?
タパスが無料でついてくるお店。
ちなみに、ドリンクをお代わりすると、また別のタパスを付けてくれます。
なので、特に絶対これが食べたい、っていうのがない場合は、タパスはオーダーしないほうがいいかも。
バリャドリッドという街でも無料のタパスが出てきたことがあったのですが、知らなくて。
ビールとオムレツサンドを頼んだら、オムレツがおまけで付いてきた!
こんなにオムレツいるかい?!
気前はいいのですが、あんまり気が利かないところがスペインっぽい。
そうそう、私こんなバルの本出してます。
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バルのスペイン語
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写真がいっぱいで、バルの全てが詰まってます。