
夫の得意料理。
豚の頬肉のワイン煮。
夫はスペイン人で、知り合ったときは、小さなレストランを経営していてシェフをしていました。
夫の両親は八百屋やら肉屋やら牛乳屋やらいろんなことをいろんな土地でしてきて、最後にバルセロナでバルを切り盛りしていました。
そんな夫は生まれついての料理人かと思いきや、いろんなことをしてきて、今は時々家族のシェフです。
豚の頬肉は骨付きで、骨が大きいので、見た目ほど肉のボリュームはありません。
2時間くらい煮込んであるのでお肉はトロトロ。
骨からすっと外れます。
付け合わせは、茹でたじゃがいもだったり、パンだったり、白ご飯だったり。
残ったソースは別の日にパスタに和えて食べます。
≪材料≫
豚の頬肉 2つ
ニンジン 1本
玉ねぎ 1個
インゲン豆 適量
トマト缶 1個
オリーブオイル 適量
塩
胡椒
オレガノ
クミン
パプリカ
赤ワイン カップ1杯
1.野菜をみじん切りにします。
2.鍋にオリーブオイルをたっぷり目に入れ、熱し、みじん切りにした野菜を炒めます。
3.火が通ったら、肉を加えます。
4.すぐに缶詰のトマトソース(調味料なしのナチュラルなもの)を加えます。
5.トマト缶にワインを入れて、すすぎ、そのワインを鍋へ。
6.胡椒、オレガノ、クミン、パプリカを少々加えて1時間、弱火で煮ます。
途中15分ごとに肉を裏返します。
7.塩を加えてさらに煮ます。
8.肉が柔らかくなったら出来上がり。
スペアリブでもできますが、頬肉は独特の柔らかさがあって格別。
手に入ったら作ってみてください。
ワインは、地元カタルーニャ州のもの。
シラー、カベルネ、カリニェナ(フランスではカリニャン)、ガルナチャ(グレナッシュ)。
スパイシーで濃厚でした。
あ、これ昼ごはんです。
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