特上の和牛がなくても、とれたてピチピチのシーフードがなくても、簡単に美食に仕立て上げてくれるものがあります。
1つは、さんざん書いているワイン。
もう1つは、
エキストラ・バージン・オリーブオイル。
ほんとこれ、騙されたと思って拘ってみてください。
料理が変わるよ。
注意したいのは、加熱用には使わないこと。
必ず、サラダとか、焼いたり、蒸したり、煮たりした後にかけてください。
で、けちりすぎないこと。
しっかり全体に回るくらいかけてください。
少なすぎたら風味がしません。
エキストラ・バージン・オリーブオイルと一口に言っても、いろんな風味のものがあるので、これもまたワイン同様に好みのものを見つけたいところ。
私もまだ模索中。
そして最後の1つは、塩です。
これで革命的に料理は変わります!
例えば私が今めっぽう使っているのが、ハーブ入りの塩な
のですが、これで鶏肉に下味をつけると…あら、不思議。
さっとソテーしただけでも、手の込んだ料理っぽい一捻り
ある味に。
ついでを言うと塩加減も大切だけれど、まずは塩そのもの
に拘ってみる。もちろん普通の塩でも、産地や生産方法で
味が異なります。
パッケージで選ぶのもありかも。食卓に置いとけばかわい
いから。
そうそう、この夏に塩田を2か所見学しました。どちらも
地下から湧いてくるミネラルウォーターで自然にできる
塩を作っていました。
真夏なのに、そこだけ雪景色のように白く輝いていて、
塩田ってとってもきれいですよ。
そして、塩って今高級料理の世界で品質がとても求めら
れています。有名シェフたちが独自の塩スペースを持っ
ていたり、つららのように釣り下がる塩の塊が、なんと
何100万円するものだったり。
意外と奥が深い世界。
塩とエキストラ・バージン・オリーブオイル、これさえあれ
ばいつもの味付けが変わります。
例えば、おいしいパンの食べ方。
食パンの上に板チョコを乗せます。
おいしい塩を一つまみ、チョコに乗せます。
エキストラ・バージン・オリーブオイルをタラーっとかけます。
※できればチョコはカカオ純度が高く甘くないものを。
これは、スペインの伝統的なおやつ。
いい塩とおいしいエキストラ・バージン・オリーブが手に
入ったら、是非や食べてみてください。