たまに行く会社員さんのページでLibor問題
が取り上げられていた。興味が湧いたので調べてみた。
参考になりそうなページその1
。その2
。それからWiki
。
短期金利は、金融政策の操作目標である。つまりは国の思惑によってある程度コントロールされているものである。国の働きかけを含めたその時の状況で、お金を集めるための調達コストは変わってくるだろう。そして業務として上乗せすべき利益を乗せれば、それが銀行の提示する金利である。リスクが小さい銀行間の取引の金利は、その時の経済状況に応じたそれなりのものになって各行で大きな差はないだろうということが予想されるというのが、Liborの原理だと思われる。
もちろんそれは正しくないだろう。参考のページにあるように、推計値が使われる時に恣意的なものが入る可能性はあるということもあるが、そもそも業務として上乗せすべき利益は、人の思考によって決められるものだ。
会社員氏の指摘するLiborのいい加減さ、『外人はいい加減だから、との一言で片づけられていました』は、それを示唆しているし、取引実態をあまりともなっていないことも拍車をかけているだろう。
談合せずに競争して決定される価格、ここでは金利は、適正なものになるというのは信仰である。Liborの値が正しいという信仰があって、それを利用した派生商品がたくさんあったということが問題だろう。
金利をめぐる議論をみていると、人間の心理、予想、思惑が大きなウエイトを占める金利に、公正性、正確性、客観性、時には絶対性すら感じている人がいて驚かされる。
経済政策において、金利は尺度であり、時に目標でもあるはずであるが、介入不能または介入禁止を臭わす発言をする輩もいる。まあ、金利をギャンブルのネタにするのであれば、それらはしてもらいたくないところだろう。