総理迷走 | 秋山のブログ

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朝、NHKのニュースをみていた。

天安門事件追悼のニュース。中国って社会主義だよねと妻。
もはや資本主義であり、中国指導部は、やっていることの善悪は別として、経済に関して日本の政治家なんかより余程よくわかっていることを説明した。

と思ったら、野田 総理が内閣改造のニュース。消費税増税という明らかに順序を間違えている(支出削減、節約を意味しているわけではない)ことを、政治生命をかけて何が何でも実現しようとしている滑稽な男である。溜息しかでない。(Wikiをみる限りは、いい人であることはたいへん伝わってくる。しかし間違いは間違いだ)

支出に対し歳入が少ないから、増税が必要と考えるのは、極めて単純で視野が狭い。経済全体、社会全体を把握できていないということだ。

世論調査で、新聞社が消費税に賛成か反対か調査している。この調査で注意しなくてはいけないのは、経済全体を考えての意見なのか、自分の生活を考えてのものなのかということである。

世の中には、自分の生活にはマイナスでも、社会にとって、国家にとって、経済にとって必要だと思って賛成している人も少なからずいるだろう。本人は立派であるつもりである。
しかしこれは前述のような視野狭窄か、資本家が資本家を守るために流すデマ(それにのっかる財務官僚)に騙されているかのどちらかだろう。
野田総理もまさにそういうことだろう。

自民党の方を見れば、谷垣総裁もこてこての増税派。
それが政策より政争を優先している。不幸中の幸いといったところか。

かと言って消費税反対派の小沢氏も心許ない。増税の前に削減できるものがある等発言した過去があり、分って無さそうだ。結局選挙に勝つための主張でしかない。

仙石氏は増税反対派は思慮足らぬなどとほざいている。財務省が主張する内容で、巷で論破されていないものなどない。仙石氏はまともな増税反対派と議論などしないだろうし、できないであろう。

亀井氏はまだわかっているのかな。以前結構適当なことも言っていたことがあるので、今一つ不安があるが。
自見さんもなんだかなぁ。医療費の話で説得されたか。

麻生氏 がひとりまともなことを言っている。(労働問題に関する意見に若干問題はあるものの、私の知る首相としてはベストだ。是非復活してもらいたい)

いろいろ調べてみると、増税派は東大文Iが目立つ。結局財務省に近いところは、財務省と同じ考えになるということか。

さて、さらに朝のニュースでは、教育改革で飛び級案の話題が出ていた。記憶偏重から論理的思考重視へということらしい。
文Iに行った連中は、確かによく勉強して憶えているが、条件から答えを導くのとかいけてないよね。とか考えている理系人間、数学人間は世の中に少なくないと思う。(とか書くと、高校の同級生に変わってないなぁとか言われそう。。。)