今回はショールーム巡り、オーデリックショールームのお話。
※この話は遡って書いています。リリカラ東京ショールームを訪れた、その日の午後のお話です。
2016年12月中旬。
この日は、午前中にリリカラ東京ショールームを訪れ、午後にオーデリックショールームを訪れた。
リリカラ東京ショールームからオーデリックまでは車で約25分程度。
特に渋滞などもなく、あっという間にオーデリックに到着した。
ショールームの中へ入ると、まず目を見張ったのがその照明設備の豊富さ。様々なエリアに様々な照明が展示されていた。
こんな感じのエリアがいくつもあり、実際の明るさなどを体感しながら説明を受けることができる。
担当のお姉さんと簡単な挨拶を済ませ、席へと案内され、早速打ち合わせ開始。
ここでまず、パナソニックのあかりプランを作成済みであることを伝えた。両方のプランを比較し相見積もりを取ることも伝える。一から照明プランを練ってもらうような、打ち合わせの時間ロスを防ぎたかったのだ。
なぜなら、基本的な照明のプランは、パナソニックのあかりプランで既に出来上がっていたため、オーデリックならではの照明やプランニングを出してもらえるように頼んでみた。
するとお姉さんからは意外な答えが返ってきた。
「パナソニックさんと弊社(オーデリック)では提案内容はそんなに変わることはありません。ダウンライトなどの金額もほぼ同じで、見積もり金額もさほど変わらないと思います。」
さらにあかりプランを見ながら、こう続けた。
「お客様のようにライコンなどを多用したプランをご希望の場合、弊社(オーデリック)よりもパナソニックさんをお勧めします。」
同業他社のオーデリックのお姉さんの言葉とは思えないが、この後の商品説明と理由を聞いていくと納得せざるをえなかった。
■お姉さんがパナソニックをお勧めする理由
・調光調色タイプのペンダントライトの種類が豊富
→確かにオーデリックは種類が少なかった(我が家はダイニングテーブル上部は調光調色タイプを希望していたため、オーデリックではほとんど選ぶことができなかった)
・ライコンは断然パナソニックのほうが良い
→設定できる回路の種類、ライコンの親機子機の設定、使い勝手など全てパナソニック押し。オーデリックのBluetoothのライコンはあまりおススメしないらしい。(システム的なトラブルが多数報告されているらしい...)大丈夫か?
☆リビングライコンとは→→→パナソニック「リビングライコン」
・オーデリックにはパナソニックでいうところの「美ルック」なるものが存在しない
→同じような製品を選ぶと、温白色(色温度約3500K)という中途半端な色味のものになってしまう(我が家はLDKはほとんど美ルックを採用している。色温度2700K。)
☆美ルックとは→→→パナソニック「美ルック」
上記のような内容のことをオーデリックの商品を見ながら説明してくれた。
「お姉さんパナソニックで働いたほうがいいんじゃないですか」と心で思ったが、決して口には出さなかった。
しかしながら、念のためオーデリックでもあかりプランは作成してもらうことに。
後日届いたあかりプランと見積書を確認すると、全体で15万円ぐらいオーデリックのほうが安かった。安くなった理由は明白で、オーデリックにはパナソニックと同等のライコンシステムや美ルック照明が存在しない為、その部分が安くなっていただけであった。
デザインはオーデリックのほうが洋風向けといった印象を受けた。
洋風な建物には、デザイン的にはオーデリックのほうが適しているだろう。しかし、我が家はそれとはかけ離れたスタイルを目指している為、照明はパナソニックに決定。
システム面などもオーデリックのお姉さんに押してもらった部分もあり、満足のいく結果ともいえる。これにて照明は決定し、後日微修正を入れるためにパナソニックに電話し、修正したあかりプランを送ってもらった。
結果的にパナソニックに決まったが、両方とも見ておいて正解だった。
両方納得いくまで確認しておけば、後年、「あの時オーデリックも見ておけばよかったなぁ」などという思いをせずに済む。
今回のショールーム巡りでもやはり、とにかく納得のいくまで足を運び、自分の目で確認することの大切さを痛感した。
自分達で建てる家だからこそ、妥協をせずに納得のいくまでやること。
良くも悪くも県民共済住宅のこのスタイルが自分達には合っていたのかもしれない。
といったところで本日はここまで。
長文お読みいただきましてありがとうございました。