今回はショールーム巡り、ウッドワンさいたまショールーム一回目のお話。
※2016年7月下旬のお話です。この話は遡って書いています。
この日は事前に予約を入れてウッドワンさいたまショールームへ。
ショールームを訪れる前の日の夜。
古い記憶、こどもの頃の記憶、あの遠足の前日の夜のように、楽しみにしていたのを覚えている。
なぜかって。
それは、あの人に会えるからさ。
名付けて「無垢の伝道師」。
ウッドワンおじさん。
県民共済住宅ブロガーなら一度は読んだことのある伝説のあの人。
決め台詞まで暗記して、憧れのあの人との対面に臨んだ。
駐車場に車を停め、中に入っていくと土曜日にもかかわらず、来場したのは我が家一組のみだった。
カウンターから初老の男性が近づいてくる。
この人がまさか、あの伝説の…。
秩父のクマ「こんにちは。宜しくお願いします。実は、今日は無垢の床の感触を確かめにきたんです。」
初老の男性はニコッとしながら一言、
初老の男性「そうですか。ではまずこちらへどうぞ。」
カウンターの横を通り抜け、奥の展示スペースへ。床とキッチンが展示してある。
初老の男性
「ではまず、靴下を脱いでみてください。」
きたーーーーーー!
この人こそ「無垢の伝道師」ウッドワンおじさんその人であった。
いやいや、ブログで見てたそのまんまなんですけど。と、ちょっと笑ってしまった。
確かに柔らかく温かみのある無垢材は非常に魅力的だ。
それ以上に、ウッドワンおじさんが魅力的過ぎて説明が頭に入ってこない(笑)
とりあえず覚えて帰ってほしいと言われたポイントは以下の通り。
☆うづくり仕上げ
☆柾目取り
☆無垢床の厚さ
☆木は呼吸する
他にも沢山説明してもらえたが、頭に残っていたのはこれぐらい。
【うづくり仕上げ】
【柾目取り】
帰ってきてから自分でまとめた内容は以下の通り。
■県民共済住宅で注文するウッドワンのここが凄い!
・無垢床が安すぎる(標準OP:+3,300円/坪、床暖房対応OP:+4,700円/坪)
・キッチンが素敵すぎる(標準が素敵すぎる+70,000円でフラットタイプへの変更も可能)
・カップボードが素敵すぎる(標準が豪華+奥行が広い)
・上記のものが全部無垢材
危ないところであった。危うく我が家もウッドワンおじさんの魔の手に落ちるところであった。残念ながら我が家は、リクシルのリシェルSIにキッチンは決定していた為、変更は無し。
嫁もリクシルとウッドワンを色々と比較したうえでの結論。
床の色は、ダーク系の色を第一希望としているため、ウッドワンは現段階では候補にすら上がらない。
確かに無垢床は間違いなく素晴らしい。あの感触。あの質感。
だが、我が家では採用しないのである。
理由は簡単。
「だって、ナチュラル過ぎるんだもの。」
我が家が建てたいのはシックモダンもしくは和モダンの家。床の色はダーク系。
ショールームを見に行くまでは、ダーク系の無垢床が良ければ採用しようかな、ぐらいには考えていた。だが、そもそもその考えが間違えであったことに気づかされたのだ。
事前に下調べはしてあり、ダーク系の無垢床があるのは知っていた。
自分「無垢床でダークブラウンとかはできるんですよね?」
このとき、ウッドワンおじさんが見せた何とも言えない悲しそうな顔。
自分はなんて質問をしてしまったのだろうと、過ちに気づかされた瞬間であった。
無垢は素材の色が一番美しいのである。
ということで我が家は床も不採用に。
帰り際、ウッドワンおじさんからお土産のアメをこどもに貰い、家路へとつくのであった。
(ごめんよ…おじさん。うちは無垢材は採用できそうにないです。)
次回は、我が家が悩んだポイント~外壁編~をお送りします。
長文お読みいただきましてありがとうございました。