朝からお米をこぼしてしまって、焦ってしまった

さんちゃんです。


 

さて、さて

子ども達と山に遊びに行ったときのことです。
僕が行った山では、子どもたちが自然に触れられるように
焚き火をしたり、ツリーハウスを作ったりすることができる場所
なんです。

ちなみに僕たち以外に、何組か子ども連れのがいて。
そのうちの1組の家族が僕のちかくで、「弓矢」を

作っていました。

 

小学生の5、6年生くらいと2、3年生くらいの兄弟が

弓矢をどちらが先に使うかで、兄弟げんかをしていたんです。

 

 

「貸してほしい!!」

「ぼくが先だ!!」

 

 

弓矢で遊びたい。

早く自分もやりたい。

お互いの気持ちがぶつかり合い、ついには泣き出してしまいました。



近くにパパママはいなくて、

僕は見るに見かねて

その兄弟に声をかけようとしたとき、、、


1人の女性が近くに来てしゃがんでこう言いました。

 

 

「どうしたかったの?」

 

「あなたは、どうしたかった?」

 

 

この問いかけに子どもたちは、

少しずつ自分の気持ちを、伝え始めていました。

 

 

 

その女性はお互いの気持ちがつたわるように

叱るのではなく共感の言葉をかけ続けていました。

ゆっくり、落ち着いて話しかけていたのが

印象的でした。

 

 

僕はその様子をみて、温かい気持ちになりました。

その後、2人の男の子は再び楽しく遊び始めいました。

 

 

後で分かったのですが、その女性は

施設のスタッフの方でした。

 

 

この様子を見ていて、僕はすごいなぁと感じました。

その理由は「喧嘩やめようね」とか「仲良くしようね」といった

道徳的なことを伝えるのではなくて、

 

 

兄弟の「気持ち」に目線を向けたことだと思うんです。

仲良くすること、喧嘩はいけないことは兄弟の子は

きっと分かってるんですよね。

 

 

だからこそ、

「どうしたかったの?」と感情にフォーカスしたん

でしょうね。

 

 

大人でも、

感情を理解しようと、相手から

歩みよってくれたら嬉しいですよね。

 

 

僕は

大人も子ども、対話によって

すこでも笑顔で心地よい時間がつくれたらと

思っています。

 

 

その方が、子どもも大人も

心地よいとおもっているからです。

そして「心地よさ」が伝わり合う世界を広げたいな

 

 

少しでも、あなたにとって

お子さんにとっても心地よい世界が広がりますように。