ちっちまにっき


下っ引き宇多の幼なじみの兄妹、千之助と於ふじが、神田川で溺れ、死んでいるのが見つかった。自ら落ちたのか襲われたのか、真相はわからないままだ。宇多が想いを伝えられぬまま逝ってしまった於ふじが、なんと幽霊になって帰ってきた。肝心なことは覚えていないと言うのだが…。幼なじみの男女九人を巡る謎めいた事件と切ない恋もようを描く、お江戸の恋の物語。



畠中さんの作品は、とても好きです。


江戸の時代を生きたわけでも、見たわけでもないのに、


頭の中に、風景が浮かぶような気がします。


決して詳しい説明などしていないのに。


最後はとても切なく、宇多の言葉が心にしみます。