「あなたがお隣に引っ越してきてから、わたしの人生はまた乙女時代に戻ったかのような活況を取り戻しました」竹内京子、二十歳。右目の斜視にコンプレックスを抱く彼女が、就職を機に引っ越した先で、変わり者のおばあさん、杉田万寿子に出逢った。万寿子からさまざまないやがらせを受け、怒り心頭の京子。しかし、このおかしなやりとりを通じて、意外にも二人の間に、友情ともいうべき感情が流れ始めるのだった。半世紀の年齢差を超えた友情が、互いの人生に影響を与えていく様を温かな筆致で描く感涙の物語。
京子と、万寿子さんが、次第に仲良くなっていく様子、凄く素敵な万寿子さん、ガーデニング、
誰しも持っているコンプレックス・・・・・読みやすい文章で、すらすらと読みすすんで行きました。
そして、やっぱり誰もが対峙するであろう介護問題。
現実を知っているだけに、リアルにその情景が頭に浮かんでしまいました。
京子のようになれる人は本当にわずかだと思います。
そんな京子も最後はダウンしてしまうのですから。
最後には、胸の中に、暖かいものと、重い何かが残るお話でした。
でも、万寿子さんのように、可愛らしいおばあちゃんって(万寿子さんはこう呼ばれることを好みませんが)素敵~。
年をとっても花柄の可愛いワンピを着て、エステに行くようなおばあちゃんになりたいなぁ。
