田代万里生さんの
出演舞台を観てきました

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こまつ座の第120回記念公演であり、
井上ひさしさんの私戯曲的作品
きらめく星座


すっごくボリュームのある作品でした

13時開演で
終わって時計を見ると
16時5分を過ぎていて。

途中の休憩は15分。

約3時間みっちり。


軍歌や歌謡曲を挟むものの
そのセリフ量の多さにビックリ。


テンポよく飛び出す言葉の数々が
本当に素晴らしく、
思わず吹き出してしまったり
不意に涙を誘ったり。


皆さんの演技力に
ただただ脱帽です


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昭和15年、
太平洋戦争開戦 前年の
浅草にあるレコード店でのお話。


戦争の影が近づく、
決して明るくない時代の中で、
音楽が流れ出せば
歌い出す。
笑い出す。


戦争に翻弄される中でも、
力強く生きる人々の姿に感動します
 


先ほども少し言いましたが、
本当に
セリフの1つ1つが素晴らしいんです


特に印象に残ったセリフを
思い出そうと調べていたら、
日刊スポーツの芸能コラム内に見つけたので
少し拝借します


「この宇宙には4000億もの太陽が、星があると申します。それぞれの星が平均10億の惑星を、引き連れているとすると、惑星の数は約4兆。その4兆の中に、この地球のように、程よい気温と豊かな水に恵まれた惑星はいくつあるでしょう。たぶんいくつもないでしょう。だからこの宇宙に地球のような水惑星があること自体が奇跡なのです」

「水惑星だからといって、必ず生命が発生するとは限りません。しかし地球にある時小さな生命が誕生しました。これも奇跡です。その小さな生命が数限りない試練を経て、人間にまで至ったのも奇跡の連続です。そしてその人間の中にあなたが居るというのも奇跡です。こうして何億、何兆もの奇跡が積み重なった結果、あなたも私も今、ここにこうしているのです」


「私たちがいる、今生きているというだけで、もうそれは奇跡の中の奇跡なのです。こうして話をしたり、誰かと恋だのけんかだのをすること、それもその1つ1つが奇跡なのです。人間は奇跡そのもの。人間の一挙手一投足も奇跡そのもの。だから人間は生きなければなりません」




どうですか?
見たくなりましたか??

本当に胸が熱くなるステキな作品です


今月23日まで
新宿の紀伊国屋サザンシアターで
上演中です

ぜひご覧ください

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