こんにちは。
知加雪です❄️
さて、わたしは、北海道の神話、つまりアイヌの神話について調べています。
アイヌの神話を調べ始めたきっかけは、色々ありますが、
基本的にわたしは、神話が好きなのです。
わたしの出身学校がキリスト教の学校だったのもあって、
キリスト教についても、まあまあ、詳しいと思います。
他には、北欧神話がすごく好きですね。
北欧神話は、本当に面白いです。
世界樹が出てきたり、時間を司る、3人の魔女が出てきたり。
神様もものすごく個性的です。
ケルト神話も好きです。
ただ、ケルト神話については、日本で読める本がすごく限られていて、
良くわからないなあ、というところが多いです。
ただ、北海道も北欧神話も、ケルトも、
比較的北のほうの神話ですよね。
北のほうの神話は、動物と神様の関わりが、
直接的に書かれる場合が多いなと感じます。
クマや、フクロウ、オオカミ、鹿、白鳥、カラス
カナダの先住民に伝わる神話も同じです。
さらに、海の生き物、鯨や、シャチ、イルカ、亀なども、神様として書かれます。
太陽信仰や、雷神など、世界中の神話には、実は多くの共通点がありますが、
北のほうは、特に動物が神話に多く出てくるように思います。
自然が厳しい。
動物を殺さないと生きていけないから、
動物への敬意が、神話に書かれたのかもしれません。
アイヌの神話では、
クマが一番重要な神様として書かれます。
キムンカムイ
今でも、北海道のお土産といえば、木彫りのクマです。
北海道を代表するシンボルとして使われています。
それって、未だに、人々は、無意識にクマを信仰しているようにも思えます。
土地が持つ記憶というのは、
簡単に消えゆくものではありません。
長い間、アイヌの神話が息づいた北海道は、
目に見えなくとも、まだ北の神様が生きているように思います。
わたしは、その目に見えない神話を形にしたい、
と思っています。
では。
❄️知加雪❄️
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