はじめまして


絵本作家を目指している

知加 雪(ちか ゆき)です。


描いてる絵本について、

ブログに書いていこうと思います。

また、絵本の参考にしてる


神話

映画

児童文学


などについて、日頃思ってる事を、

つらつらと書いていこうと思います。


関東在住、40代、

男の子二人の母です。

時々、子供のエピソードも書くと思います。



こんにちは。

知加雪です❄️

しばらくブログがあいてしまいました。

明日から、絵本の続きを描きますが、

今日はちょっと、違う話を。


絵本を描く題材として、わたしは、神話を参考にしています。


特にアイヌの神話です。


理由はいくつかあるのですが、

一番は、アイヌの神話はたくさん動物がでてくるんですね。

これが、やっぱり楽しい。


熊、フクロウ、狐、ウサギ、鹿、

カケス、ミソサザエ、カラス、白鳥、

鮭、くじら、シャチ、かめ




想像上の動物というか、妖怪みたいのも出てきます。

カッパ、人魚、巨鳥、

蛇の妖怪や、病気の妖怪もいます。



自然に宿る女神たちも

火の女神に水の女神、

木の女神に、狩猟の女神


トリカブトの毒の女神もいます。


戦いをする、英雄神もいます。

英雄神は

オキクルミ、サマイクル、ポンヤウンペ、

アイヌラックル、カンナカムイ

などなど




アイヌの神話は、

調べれば調べるほど、

美しく、鮮やかな自然たちに育まれた、

複雑な、模様のような、神話だと思います。


この神話が、

歌になって、謡われた、というから、

その様子は、どんなに美しかっただろうと、

と思います。




神話が、

リズムと、音と、言葉、によって謡われる。




きっと、その歌の場には、

自然や、人間の力が及ばない物への

「畏れ」とというものが、

あったのでしょう。



そして、それがアイヌの信仰であったのだな、

と思います。




アイヌと日本は、

どうしても、

差別と迫害を語らなければならない関係にあります。


それは、すごく難しい問題です。

一個人が、安易に語る事は出来ません。


でも、

わたしは、その重大な問題の影に、

なんとなく影を潜めてしまった、

アイヌの神話こそ、

アイヌの人にとって、

本当に大事な、
守るべき文化があるのではないか、

と思っています。


単純に好きだから、

というのもありますが、

この美しい、キラキラした

神話を多くの人に知って欲しいと、

わたしは、思っています。

❄️知加雪❄️


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