コモスタッース!
今期、鳥類の狩猟期間は終了。
ぺーぺーハンター1年目は、
勉強に次ぐ勉強でした。
昨年の11月には免許、許可を得ていましたので、
はやる気持ちを抑えず、一人で山へ行き、
猟銃で鴨を狩猟しようと思えば、
やれたワケですが、
一切の体験、経験、勉強が無いのに、
どないもこないも行きません。
危なさこの上無し。笑
有限の時間を一直線に急げ、
そして急がば回れ。
これのセンスの良い使い分けが肝心。
色々と学べました。
来期が楽しみです。
長い目で見据えライフスタイルも、
より強固に固めてあります。
自分の人生、楽しみでしかない。笑
年齢はだいぶ下ですが、
ハンター歴では1年パイセンのタカダ氏に、
ラスト鴨、頂きました。
頂いてばかりではダメです。
こちらはアメリカに渡り、
銃砲店でメンテナンスオイル、
アンティークガンショーで、
ビンテージウッド洗い矢をお土産に渡しました。
めちゃ、カッコイイやつで、
喜んで頂きました。
今回はじっくり長期熟成の上、
温度管理を徹底した調理でこだわってみました。
もちろん、猟場で腸抜きをしてある、
羽毛付き、首付きの鴨です。
必死にむしり取り、首を落とし、
バーナーで産毛を焼く。
砂ズリと心臓ハツ。
熟成しても、しっかり綺麗です。
これぞ砂ズリのゆえん。
砂だらけ。
どんぐり、木の実とか穀物とか米とか、
出て来ます。
これがまた旨いんだわ。大好き。
取り敢えず、これは串焼き。
じっくり弱火でジリジリと焼いていきます。
嗚呼、たまらん。
綺麗な肉の色でしょう。
塩胡椒のみ。
酒をやりながら、鴨のホルモン焼き。
最高です。
ネック、手羽、胴体ガラを煮出して、
鴨ガラスープ。
アクをとり、弱火でじっくり煮出せば、
黄金スープの出来上がり。
その黄金スープをベースに、
酒、味醂、醤油等で味付け。
鴨肉は低温調理に限る。
ネギは焦がして風味良く。
身体の中にみなぎるパワーが湧き出て来そうな、
人間の本能が剥き出しになる様な、
滋味深き深い味わいの鴨肉です。
温度管理はバッチリで、
鴨肉は一切、血生臭く無く、レバー臭もせず、
旨味溢れております。
ああなるほどな、
こうすれば旨いんや、なるほどー
ぺーぺーの勉強は料理に至るまで。
来期は店に通ってくれる仲間に、
鴨鍋も振る舞いたいねぇ。
僕が銃で仕留めた鴨で。
そんなパーティーを開いたら、
いの一番に飛んで来て、
あーだ、こーだ、どーだと食べるだけの、
超うるさくて、
態度のデカい上マーの顔が思い浮かぶ。笑
ハードなアメリカ渡米の疲労を引きずり、
免疫力が下がり気味でヤバかったのが、
野生の血肉骨を喰らい免疫力が急回復なのだ!