初めまして、シカゴ初心者と申します CNNやFOXから気になるニュースを英語の勉強を兼ねて訳して行きたいと思います。特にこのトピックについて調べたいというものが現時点でないため、もし訳してほしい記事等リクエストがあれば、どなたからでもウェルカムです。宜しくお願いします。

 

  本日2本目の記事です。ちょっと今回はさっきの記事より長いやつを訳しました。NYタイムズはまさにこのロシア問題を最初に報じたメディアですので、力が入っていますね。それでは引き続きどうぞ宜しくおねがします。

 

出典:NYタイムズ

 

 

 

トランプ大統領は、アメリカ軍を殺害するためのタリバンへのロシアの報奨金に関する情報は見たことがないと語った

 

 

ロシアがアフガニスタンでアメリカ人兵士の命に報奨金を払っている可能性が高いという情報は、クレムリン(ロシア)の侵略の波に対して何をすべきかという問題について、トランプ大統領と彼の最高国家安全保障担当官を奇妙な沈黙にさせていた。

 

トランプ氏は、2月にタリバンと和平協定が結ばれた数日前の大統領のデイリーブリーフ(日々の報告)の一部にあったものの、彼はその情報を見たことはないと主張している。

 

ホワイトハウスは大統領が「検証された」インテリジェンスレポートしか見ないのでトランプ氏に説明する内容としては適切ではなかったと述べた。これに対して、デイリーブリーフに何年も費やしてきた当局担当者たちは、軽蔑を込めて、大統領にとって最も価値がある情報にするためには、反対の解釈や代替の説明が必要となってくると述べた。

 

今週水曜日に国家安全保障アドバイザーのロバートC.オブライエン氏は、Foxニュースに対して、大統領に対面してこの情報の要約を提出したCIAの将校は、大統領の注意を引くように報告していなかったと述べた。

 

しかし、機密情報取扱許可や政府の最も機密の情報アクセスを必要としなくても、冷戦の最悪の日に匹敵するここ数週間のロシアの侵略リストは確認することができる。

 

企業システムの脆弱性を悪用するため在宅ワークしていたアメリカ人に対する新しいサイバー攻撃があったり、11月の選挙に影響を与えようとしているロシア俳優の新しい脚本に関する懸念などが続いている。 アラスカの沖合では、ロシアのジェット機がアメリカの防空技術を検証しており、迎撃するためにスクランブルするアメリカ製の戦闘機を送っている。

 

多数派を率いるケンタッキー州上院議員のミッチ・マコーネル上院議員が月曜日に「プーチン政権からの一連の最新の拡大化」と言ったことがすべてである。

 

しかし、これらすべてに欠けているのは昔ながらの抑止力を使って、押し戻すための戦略である。これまでも冷戦から段階的に摘み取ってきた ー 戦場の状態にあるアフガニスタンからウクライナ、リビアの砂漠から脆弱な有権者登録まで。

 

公式には、トランプ氏の国家安全保障戦略では、ロシアは「修正主義勢力」と表現されており、NATOの同盟国を剥奪し、米国を中東から追い出そうとする取り組みには反撃する必要がある。 しかし、紙上の戦略は現実とは大きく異なる。

 

この分割された政権には少なくとも2つのロシア戦略がある。 通常はトランプ氏に同調している国務長官のマイクポンペオ氏が数週間前、国務省でタカ派寄りに、「6年前にロシアに併合されたクリミア半島は、ロシアの領土として決して認められない。」と宣言している。

 

そして「ロシアを批判することに繰り返し反対し、公にあまりロシアを批判しないように私たちに圧力をかけた」と元国家安全保障顧問であるジョンR.ボルトン氏が彼の最近の回顧録で述べていたトランプ大統領は、 同様の報告によってダメージを負った。

 

それでも、インテリジェンスレポートの性質からして(常に不完全であり、決定的であるわけではない)、トランプ氏の世界観に挑戦するあらゆるものを却下する機会を与えている。

 

「当然のことながら、インテリジェンスレポートとはパズルのピースを見ていくことを意味する。」と、ロシアの報奨金問題が前面に打ち出される前に、国家安全保障局の法務顧問として今年引退したGlenn S. Gerstell氏は述べた。 「矛盾があることは珍しいことではない。 そして、大統領のデイリーブリーフでは、まれではないが、諜報コミュニティの意見が完全一致しなかったとき、反対意見や裏付けの欠如について説明することがある。」

 

この明快さの欠如は、それがアメリカの力に非常に異なる種類の挑戦をもたらす中国とイランに新しい制裁を置くことになる場合には、トランプ氏は遅れを取らない。

 

それでもトランプ氏は、プーチン大統領との最近の電話の前でさえ、ロシアの指導者をワシントンで9月に予定されているG7会議に招待したときでも、ロシアに関する証拠を整理する明確な努力をしてこなかった。 ロシアはクリミア侵攻以来G7から排除されているが、トランプ氏はアメリカの同盟国の多くの反対を受けても、G8に戻すべきとしている。

 

ホワイトハウスは、トランプ氏がアメリカ人の生命に対してロシアが懸賞金をかけているのを知っていたならば、彼が異なった行動をとったであろうかどうかと言う質問に対しては答えなかった。

 

「プーチン大統領と電話で話すならば、これは知っておくべきことである。」とトランプ氏に対する弾劾裁判を管理したカリフォルニア州民主党のアダム・シフ下院議員及び下院情報委員会の議長は述べた。  「ロシアをG8に招待するのであれば、知っておくべきことである。」

 

これは、トランプ氏の「アメリカファースト」アプローチにおいて、友だちになっておくのが良いと言う以外に、ロシアの戦略についてめったに話さない彼の最新の例にすぎない。 彼は直感に頼り、プーチン大統領との「良好な関係」について話し、彼が北朝鮮の独裁者である金正恩についてもよく使う言葉を繰り返した。

 

したがって、この3年半を通じて、トランプ氏にロシアについての酷い情報を提供することを躊躇することは驚くべきことではない。

 

そしてこの場合、別の要素もあった。タリバンとの和平協定について政府の発表を妨害するかもしれないあらゆる情報についてホワイトハウス内で懸念していたことである。

 

トランプ氏は、何ヶ月にもわたって交渉が打ち切られた後、2月に合意を発表することに熱心だった。これは、トランプ氏がアメリカ人をアフガニスタンから連れ出したことを宣言する前置きとなるためであった。 ある高官が述べたように、今回のロシアに関する証拠は、18年間もの戦争の後の最後にロシアがアメリカ軍を国外に追い出そうとしていることを示唆していたため、この取り引きが脅かされる可能性があった。

 

トランプ氏への警告は2月下旬に大統領のブリーフィングブックに書かれていた-しかし、ボルトン氏によると、これらはほとんど常に読まれていなかった-。 2月28日、大統領はアフガニスタン協定の調印式が差し迫っているとの声明を発表した。

 

トランプ氏は声明の中で、「私が大統領選挙に立候補したとき」と述べた。 「私はアメリカ国民に軍隊をアメリカに戻し、この戦争を終わらせることを約束した。 私たちはその約束を大きく前進させた。」

 

彼はタリバンとの署名を立ち会わせるためにポンピオ氏を派遣した。 そしてトランプ氏が週末のツイートで述べたように、それ以来アメリカ軍への大きな攻撃はなかった。 (代わりに、攻撃はアフガニスタン軍と民間人が焦点となった。)

 

報奨金計画におけるロシアの共謀について今週火曜日にさらに進展があった。ニューヨークタイムズ紙は、諜報機関に近い高官によると、米軍当局がロシアの軍事情報局によって管理されている銀行口座からタリバン関連口座への大規模な金融送金を示す電子データを傍受したと報じた。

 

米国は以前、タリバンに全般的支援を提供したとしてロシアを非難している。 しかし、送金に関する新たに明らかになった情報は、拘留者への尋問を含む陰謀の他の証拠を強化し、拘留者の信頼性に関する諜報アナリストと機関の間のこれまでの不調和を減らすことに役立つ。

 

今週火曜日、議員たちはトランプ氏と彼の顧問がなぜ諜報機関の評価の深刻さを認識できなかったのかを疑問視する問題についての非公開の説明会に姿を現した。

 

下院武装委員会を率いるワシントン民主党員であるアダム・スミス下院議員は、「トランプ氏らが、積極的または包括的にこの問題を追求しなかったことに懸念している。」と述べた。 「ロシアが報奨金を払っていることは明らかである。」

 

もちろん、奇妙なのは、トランプ氏がロシアを敬意しているにもかかわらず、トランプ政権下でのモスクワとワシントンの関係は、急降下していることである。

 

このことは、ロシアの駐米大使であるジョン・J・サリバン氏が「正義のみせかけ」と呼んだスパイに対する容疑で有罪判決を受け、元米海兵隊員のポール・N・ウェラン氏に対して最近モスクワで伝えられた厳格な判決でも明らかであった。


最近ではロシア政府のテレビ番組でさえ、トランプ氏を定期的に道化師として馬鹿にしている。これは2016年の選挙戦で褒めちぎっていたトーンとはだいぶ異なる。