今夜の月が見たくて


キャンプに来た。



 










まだまだ暑さも疲れも残る季節



トンボも、お疲れモードのようだ










しばらく、彼と話をしていた。





ヘンな奴だよ。


お互いに、だけど。









星が輝き始めた。

   



聴こえるのは、川の流れと虫の音だけ。







月のあかりは、過去を照らす。











「過去」が少しだけ、愛おしく想えた。




気のせい、かな。








そんな夜。






月は、どっちに出ている?









-伊蔵-