先日、酒田に住む伯父が亡くなった。
末弟である父が取り急ぎ酒田へかけつけ、
そのまま、葬祭会場に泊まり込み決定。

たまたま、翌日鶴岡で仕事が入っていた私が
母を酒田まで連れて行き、
3日目からは私も葬祭会場に詰めることに。。。

4日目のお通夜、5日目に葬儀・告別式。

お通夜には、宮城に住む、長姉伯母とその息子、
本家の伯父とその息子達、それと、私の弟妹も
かけつけ、そのまま、みんなで葬祭会場に泊まり込み。。。


伯父との最後の別れの夜を過ごしたわけだが・・・
いわゆる夜伽(よとぎ)ってやつである。
皆で寝ずに死者の霊を慰める、、、という・・・。

久しぶりの従兄弟達との再会に、お互い随分変わったな
と、最初は遠慮がちだった話題も、
やはり、小さな頃、みんなで夢中で遊び回った仲だ。
小さな頃の記憶が蘇り、・・・と言っても長姉伯母の従兄弟は
私の20歳上だ(笑)。
小さな頃、本家に遊びに行くと、すでに社会人だった従兄弟が
クルマで迎えに来てくれるのが楽しみだったり、
本家の従兄弟達がやんちゃで腕白ボウズで、でも、私には
とっても優しくしてくれていたり、、、と、
そんな思い出話から、今だから言える「おじさんごめんなさい」な
真実が明らかになったり、、、と、
酒田の伯父との別れを、しみじみと、ほのぼのと語りあかし・・・

さすがに徹夜はきつかろうと、
布団を5つ敷いて、みなで、交代して寝ようと・・・。

ちょっと仕事を片づけて、後から布団を敷いている和室を
覗いてみると、、、

なんとまぁ、
同じような禿頭が布団からひょっこりとのぞいているのだ。

本家の伯父、父、長姉の従兄弟、本家の弟従兄弟、我が弟!

よくもまぁ、
こんなに、禿具合が似たものだ、と、、、感心しきり。

次に皆で逢うのは、
哀しいけれど、また、誰かの別れの時、なのだろうか?

よく、従兄弟会なんていうのをしている人たちがいるけど、
そのきっかけって、こういう時なのかもしれないな、、、と。

そんな事を思った酒田での夜でした。