大切だと気づいたこと | 幸せになるマナーとコミュニケーション 自分を満たし相手も幸せにする方法

幸せになるマナーとコミュニケーション 自分を満たし相手も幸せにする方法

マナー・コミュニケーション研修講師、樋口智香子のサブブログです。

こんにちは。樋口智香子です。

 

自分軸を持つことが大事、

とはよく言われていることですが

 

果たして、

自分軸とは何だろう?と思いませんか。

 

 

 

自分軸とは、シンプルにいえば

価値観のこと。

 

これは大事だよねとか

ここは譲れないよねといった

 

自分が無意識のうちに
(無意識、というのが肝)

エネルギーを注いでいることです。

 

 

 

価値観を知る方法は

いろいろとありますが

 

ひとつは

「何に心が乱れるのか?」という

ネガティブな要因を探ることです。

 

もっと具体的にいえば

こういうことにモヤモヤする!とか

こういう人はキライ!といったこと。

 

 

 

最近、友人とそんなお話をする機会があって

わたしは、どんなことに心が乱されるかなぁと

思いをめぐらせてみると

 

「ものの言い方」に

とても価値を置いていることに

気づきました。

 

 

 

同じことを伝えるのでも

「言い方」ひとつで

相手の受けとめかたって、

全然違います。

 

 

 

例えば、職場での

お仕事の指示。

 

「これ、やって!真顔」と

ぶっきらぼうに言われるのと

 

「これ、お願いできますか?おねがい

とやわらかいトーンで言われるのとでは

 

相手の受け止め方って、

全然、違いますよね。

 

こうした「言い方」に愛があるのか

愛のある「言い方」を

無意識レベルでできるかどうかに

とても価値を置いているのだと気づきました。

 

 

 

その昔ね、こんなこともありました。

 

もうずいぶん前の、若い頃のお話ですが

わたし、ある男性を紹介されたのです。

 

まぁ、お見合いみたいなもの?

 

紹介してくれた仲人さんみたいな立場の方が

待ち合わせもセッティングしてくださって

 

当日、二人で会うことになりました。

 

 

 

ところがね、わたし、その待ち合わせに

大遅刻してしまったのです。

 

待ち合わせの時間を勘違いしていて

仲人さん的な方から

「〇〇さんが待っていますよ」と

連絡が来たときには、青ざめました。

 

まだ、家にいたからです。

 

大急ぎで支度をして

なんとか、30分遅れで現地につきました。

 

「お待たせして、ごめんなさい!」

 

深々と謝ったあとは

 

「お待ちいただいて、ありがとうございます。」

 

と御礼を言いました。

 

 

 

そしたら、その彼。

 

「〇〇さん(仲人さん的な方)に、待ってろって言われたので。」

と、何の気なく、笑顔でおっしゃいました。
 

 

 

遅れておいて、何か言える立場ではないのですが

そのひとことに、ああ、この方とのご縁は無いなと

感じてしまったのでした。

 

事実がそうだったとしても

そんな「言い方」ってあるのかな。

 

もしかしたら、そのあたり、

不器用な方だったのかもしれません、

その場は和気あいあいとお話ができ

彼からは良いお返事がありましたが

 

わたしの気持ちが動かず

お話が進むことはありませんでした。

(遅れておいて、偉そうにごめんなさい)

 

 

 

何が言いたいかといえば

「言い方」とか「言葉のちから」

って、本当に大きいなと思います。

 

 

 

何て、偉そうにいっていますが

わたしも、知らず知らずのうちに

相手の癇に障ることを

言っているかもしれません。

(ごめんなさい)

 

どんな言葉が、

相手の琴線にふれるかは

わからないものですが

 

日常では

あたたかく、やさしく、前向きで

愛のある言葉を口にすることを

心がけたいと思います。

 

 

 

あなたは、いかがですか。

 

あなたは、どんなことに心が乱れ、

 

そこから見えてくる

あなたの大切な価値観とは

どのようなことでしょうか。

 

お読みいただき、ありがとうございました。