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また「もっと売れるはずのもったいない貴女」にお目にかかりましたね。
百貨店、フレグランス販売員の貴女
とーっても香りに詳しくて、言葉遣いはさすが百貨店!と思わせる丁寧な口調。
宝石のようにならぶボトルを眺める私の斜め前に立ち
私の動きを見守ってくれましたね。
手にとるもの、ひとつひとつ、お話ししてくれましたね。
「そちらは柑橘系の香りで今の季節にぴったりです」
たしかにー、いいね!
「そちらはホンモノの薔薇の香りでいちばん人気です」
あーいい匂いだねぇ・・・
「こちらからシトラス系、フローラル、スパdばfhjslス系、・・・dさfぁ」
・・・・はい
「このラインは、ボディのmん;lkjさjdkfh;あうあj;lsd・・・」
・・・・・はい・・・・・
説明されればされるほど、私の気持ちはどんどん遠のいて
意識ははるか彼方に飛んで
貴女が何を言っているのかわからなくなりましたとさ。
完
ってここで終わっちゃだめーっっ!
お客様にこんなふうに思われるの
いやですよね??
接客したら、買ってほしいですよね?
では、どうすればよいかの基本のキ
「お客様に質問する」
普段、どんな香りをつかっているのか?
その香りに満足しているのか?
このさき使うとしたら、どんな香りをつかってみたいか?
並んでいるボトルで、気になるものはないか?
お客様がいちばん興味があるのは、香りの知識ではないのです。
何か?
「自分のこと」
ですよね。
私 が好きな香りはあるかな?
私 の予算に合うものはあるかな?
ちなみに、2件目に行った百貨店の方は
「普段、香りはおつけになりますか?」
と 私 のライフスタイルをきいてくださったので
そこからどんどん話がはじまり、彼女のお話をもっとききたくなりました。
盛り上がって、名刺までお渡ししちゃった私。
説明で労力をつかいますか?
質問で心をひらかせますか?
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