​わたげの命日...



わたしの人生で、おそらく、これ以上ない出会いの一つが、ご存知、うさぎのわたげとの出会いです。


(家に来た当時のわたげ。)


まるで天使のような出立ちで、本当に可愛かった。


かわいいだけではなく、わたしの音楽にも、感性にも、人生観にも、大きな影響を与えてくれた、愛しい存在です。

("うさぎは夢をみる"の楽曲も、映像作品も、わたちゃんなしでは完成しなかったもの。)



うさぎは夢をみる 映像作品☟🐇



そんなわたげの命日が、7年前の今日。

4月15日。



当時のブログ☟🐇





あれから7年も経っているのに、まったく褪せることなく、わたちゃんのことが好きです。


じっくりと自然を肌でかんじることで、わたげを世界に感じられる。そんな感覚です。


いまでも、愛しい存在には変わりなくて、話しかけてみたりすることもあります。


大切なわたちゃんの骨壷は、今でもわたしの部屋にあります。


それでも、けっして、ペットロス的な感覚はなくって、むしろ、ずっと、すきだなぁって想い続けている感じですね。


永遠の片思いかもしれませんが...(笑)




わたしが寂しがっているからと、わたちゃんがもしかしたら、まだこの世界のどこかで、ただよっているのかもしれない。


もしもそうだとしたら、わたしのことなんて構わなくていいよって伝えてあげたい。


この季節に、芽吹いて息吹いて、あたらしく生まれ変わって、わたしのことなんか忘れて、世界のどこかで幸せでいてほしい。




そんな気持ちでつくったのが、『揺蕩う』というお話です。


今年に入ってからできたばかりの新曲です。


せっかくなので、歌詞だけのせておきますね。


また、ライブでも、ちょこちょこ歌うと思います。


愛しい、わたげに向けて。

わたしの届かないラブレターのような。


わたしのうたが風になって、わたちゃんに届いたらいいなぁ。


⭐︎


​揺蕩う


キミが見た朝は どんな光を放ったの?

キミが見たあの夜は どんな光を放ったの?


キミが見た朝に わたしはどう映ってた?

キミが見たあの夜に わたしはどう映ってた?


この身を焦がして 君を掴んだ

この身すり減らして 君を掴んだ


キミは揺れて風起こし 雲が晴れて空みる

キミが揺れて種をまく 花はやがて宙を舞う

『そう"わたげ"となって


キミがみてる世界は キミにやさしく在りますか?

キミがみてるあの世界で キミはしあわせでありますか?


この身を焦がして 君を探してた

この身をすり減らして 君をずっと探してる


キミは揺れて風起こし 雲が晴れて空みる

キミが揺れて種をまく 花はやがて宙を舞う

『そう"わたげ"となって……


朝焼けに キミをみた

夕焼けに キミをみた

揺蕩う キミよ 息吹け... 芽吹け...