職場コミュニケーションの基礎:女性パートさんへの接し方 | 【小売業】スーパーマーケット店長の仕事日記

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このブログでは、これからスーパーマーケットで働こうとしている人の悩みや仕事術、困りごとを解決していく方法をわたしの経験から紹介していきます。

「部門チーフを初めて任されたけど、女性パートさんが指示に従ってくれなくて困っている」

 

これはスーパーマーケットに勤務してから数年経ち、はじめてチームリーダーを任された若い男性部門長に多い悩みです。

 

なぜ女性パートさんが指示に従ってくれないのか?

 

それは、女性パートさんとのコミュニケーションが不足し、お互いの信頼関係が築けていないからです。

 

今回は、女性パートさんとのコミュニケーションを築く上で「やってはいけないこと」「やるべきこと」の2つのポイントを紹介します。

 

新任チーフ任された人、これから部門長を目指すという人は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

それではどうぞ!

 

仕事でのお悩み

 

仕事の現場で女性パートさんへ指示がうまく伝わらず、解決策がわからず悩んでいませんか?

 

今回の記事では、女性パート契約者さんと円滑なコミュニケーションを築き、指示に従ってもらうためのポイントを紹介します。

 

 

前提として

 

まず原則として「ハラスメント行為」は禁止です。

 

当たり前なのであえて言及する必要もないかとは思いますが、ハラスメント行為をしてしまえば、従業員からの信頼回復は非常に困難になります。

 

ですので、部下や同僚に対して「パワハラ」「セクハラ」「モラハラ」などハラスメント行為は行わない、または勘違いさせないような行動を心掛けてください。

 

ハラスメント行為はダメ」ということを大前提として、以下のポイントを実践してみてくださいね。

 

 

 やってはいけないこと

 

女性に限らずですが、相手の事情や考え方を無視した一方的な指示は避けましょう。

 

その女性がとった行動、主張はあなたの考え、会社の考えに沿わないかもしれません。

 

ですが、そこには何か譲れない事情考え方があってのことかもしれませんよね。

 

「こういう事情があるので、その指示は受け入れられない」

 

「わたしの考え方と異なるので、その指示には反対です」

 

多くの男性もですが、特に女性は自分の意見気持ちを尊重され、共有してもらえる相手のことを信頼してくれます。

 

「会社の方針だから!指示に従え!」と一方的な意見を押し付けては、信頼関係は築けません。

 

まずは相手の立場や考え方を理解し、コミュニケーションをとる姿勢を大切にしましょう。

 

 

 やるべきこと

 

女性パート契約者さんたちに快く指示を聞いて動いてもらうためには、コミュニケーションによる信頼関係を深めることが大切です。

 

相手が信頼できる上司と感じれば、難しい指示でも受け入れてもらえることがあります。

 

「シフトのことなんだけど、ここの休みを変更してもらえないかな?」

 

「今やってる仕事を〇〇さんに教えて、△△さんには別の仕事を覚えてもらいたいんだ」

 

このような指示も、信頼関係が構築できていれば受け入れてもらえる可能性は高いです。

 

日常的なコミュニケーションを大切にし、相手との信頼関係を築きましょう。

 

ただし「親しく」という言葉を勘違いしないように。

 

あなたにとっての「親しく」は、相手にとってハラスメント行為だと感じてしまう場合もあります。

 

相手に対して無理に親しくしようとするのではなく、相手が心地よく感じる範囲でのコミュニケーションを心掛けてください。

 

 

コミュニケーションの具体例

 

わたしが店長時代、実際に行っていた女性パート契約者さんへのコミュニケーション具体例を紹介します。

 

男性従業員に対しても効果的なコミュニケーションですので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

挨拶:出勤時、退勤時にすれ違った従業員には、必ず挨拶をするようにしましょう。

 

「たかが挨拶ぐらいで」と考えるかもしれませんが、挨拶はコミュニケーションのスタートとしてとても大切です。

 

自分から率先して「おはようございます」「お疲れさまでした」と挨拶することで、従業員は少しずつあなたのことを信頼していってくれますよ。

 

相談:時と場合によりますが、従業員から仕事や人間関係の相談を受けたときは、時間をとって対応するようにしてください。

 

また場所も、できるだけ他の人に聞かれないような場所を選ぶようにしましょう。

 

忙しいからといって、「そんなの自分たちで解決して」「俺には関係ない」と冷たい対応をしてしまえば、従業員からの信頼を回復することはむずかしくなります。

 

忙しく、その時対応できない場合は「1時間後に時間もらえる?」「午後からでもいいかな?」など、別の時間なら対応できることを伝えましょう。

 

対応一つで、従業員からの信頼を得るか失うかが決まりますからね。

 

誠実:従業員からの質問や問い合わせに対し、誠実な返答をしてください。

 

会社にとって不都合がある場合でも、それは変わりません。

 

もちろん、会社の経営状況などあなたの一存では答えられない問いも多々あるかと思います。

 

そういった場合は「こういう理由があるから答えられない」と、答えられない理由をきちんと説明しましょう。

 

やってはいけないのは、その場しのぎのウソをつくこと。

 

そういったウソは、結局いつかバレる日がきます。

 

ですから、最初からウソをついて誤魔化すのではなく、答えられる質問には正直に答え、答えられない質問は理由を説明する。

 

誠実な対応をすることで、従業員はあなたのことを信頼してくれますよ。

 

女性パート契約者さんとのコミュニケーションは、相手を尊重し、信頼を築くことが不可欠です。

 

仕事の円滑な進行のためにも、相手の意見や感情に敏感になり、誠実な態度で接することが成功のポイントです。

 

今回紹介したポイントを心に留め、より良い職場環境を築く手助けとなれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

スーパーマーケットの仕事について紹介した記事を書いていますので、そちらもぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 

 

 

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