「本当は副店長になんかなりたくなかった」
これは社会人になって3年目、わたしがはじめて「副店長」に昇進することが決まったときの、正直な気持ちです。
当時のわたしにとって、副店長という役職者になることは自分にとっては大きなプレッシャーでした。
忙しさや責任、クレーム処理への不安が頭をよぎり、「本当に大丈夫だろうか」と、自分の選択に戸惑いもありました。
しかし今振り返ると、その決断が私にとっての成長の礎となり、価値ある経験を提供してくれました。
当時の上司が人事異動の確認にきたとき、わたしは「頑張ります!」と答えましたが、本当は役職を受けることに複雑な気持ちを持っていました。
副店長になると今よりも忙しい日々、重大な責任、クレーム対応に対する不安。
「今だから言えること」ですが、当時25歳だったわたしは副店長になるのは本当に嫌でした。
実際に副店長に就任してみると、仕事はわたしが思っていた以上に忙しかったし、クレーム処理なども大変でした。
「あの時なんで受けたんだろ・・・」と何度も後悔した記憶があります。
しかし役職に就くことで、自分の行動や発言がお店全体に与える影響を理解し、責任感を持って仕事に取り組む姿勢を学ぶことができました。
また役職者としての視点から見た仕事には、これまで体験したことがないような新たな経験を得ることができました。
嫌々で受けた昇格人事でしたが、副店長になることで多くのことを学びを得ました。
組織運営の知識と経験を深め、チームリーダーとしてのスキルを磨き、むずかしい問題にチャレンジする強さを身につけました。
正直な話し、大変なことも多かったです。
ですが今のわたしがいるのは、あの決断があったからこそ。
今では、あの時副店長になることを決意してよかったと感じています。
入社した会社で昇格人事がでたとき、嬉しい気持ちと同時に、不安な気持ちでいっぱいになると思います。
時には「受けなきゃよかった」と感じることもあると思います。
ですがこれまでの自分の経験を信じ、新たなチャレンジに臆せず立ち向かうことが、あなたの人生を豊かにし、きっと大きく成長させてくれますよ。
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他にもスーパーマーケットの仕事についての記事を書いていますので、ぜひ読んでくださいね。