翌早朝、目が覚めてみると、寝たせいか痛みは少し落ち着いていてホッとしました。

腰回りを何気に手探りしてみると、何とまたグッショリ濡れています。
ギョっとして布団を開けてのぞくと、今度は血の海ではありませんでした。無色透明?な液で濡れています。

頸椎を悪くしてから時折、シーツがグショグショになるくらいの寝汗をかくことがあって、ここ数年来そんな寝汗はかいたこと有りませんでしたが、お腹開いて身体もビックリしたのかな〜、位に考えていたら、朝の回診で看護師さんに「あらー!」と言われました。

また下から随分出てますね、との事。汗ではなくて、お腹から出てきた液体でした😳

またまた看護師さんにダッシュ迅速な対応で、ベッドと身体清掃、寝具替えと着替えをしていただき、まだ昨夜診ていただいた当直の先生がいらっしゃるので診察します、とのことで、今度は(術後の鬼リハビリの一環か?)歩いて診察室へ赴きました。

※まだまだ身体のそこかしこ、動かすと激痛状態ですので、歩いて診察室まで行くのも、診察も、泣きそうに辛いです😭

看護師さんと先生が洗浄液ぽいですね〜。洗浄液だね〜。とお話しされてます。
先生曰く: 手術の際、処置した内臓は特別な溶液で洗う。通常はお腹の中に残った液は自然と吸収されていくのだけど、昨日の出血のついでに出てきちゃったみたいですね、とのこと。
前夜の出血は、圧迫止血のお陰でほぼ、止まっていたようです。ホッ。
(圧迫止血用のガーゼで、毛細管現象で洗浄液出てきちゃったとかですかね。)

診察終わってまた、痛い身体引きずりつつ、ゆっくり、ゆっくり病室に戻りました。

点滴は前日の内に取れており、この日から流動食メニューが出ます。まぁ、重湯です。
朝からの漏れ漏れ騒ぎや、診察疲れ、身体の痛みで、とても食欲なんて有りません😵 具のないお味噌汁だけ、少し飲みました。塩とお味噌の味が、流石に身体に染み入りました…。

この日はまた、背中の硬膜外麻酔が取れる日です。
それに備えて9時ごろ、経口で痛み止めのロキソニン(のジェネリック薬)を飲みますが、この頃までにまた痛みが強くなってきました。特に傷周辺がズキンズキンしてきています。
その様に看護師さんにも訴えていましたが、経口のお薬、効くまでに時間かかりますから、様子みましょうね〜、と言われました😢

硬膜外麻酔はお昼前に取れました。
背中なので見えないのですが、刺さってる管はホントに細いみたいです。殆ど感触なく、にゅるっと抜けました。

硬膜外が取れたから余計なのかは分かりませんが、朝以降、痛みは増すばかりです。
しまいにはひっきりなしに、ウンウン唸って、ベッド上で寝返りまくって苦しんでいました。

午前中に、ロキソニンとは別の、追加の錠剤をいただいて飲みました。11時ごろでしょうか。
効くまで我慢してね、とのことでしたが、それを飲んで辛抱していても、待てど暮らせど良くなる気配がありません。寧ろ悪化してる気さえします。

傷口を中心に、その下の脂肪〜筋肉の層の厚さの辺りを、切れ味の悪いナイフでザクザク斬り刻まれてるような痛みです。じっとしていられないのでジタバタしてウンウン唸り続けてました。
顔は紅潮するわ、脂汗も出てきます。

更には、何でこんな処痛いんだろう、てな感じで、お腹もお臍から下の辺りや、両脚の腿の辺りも痛くなってきました。
痛みの分布で言うと、こんな感じです👇



生理痛が酷い時、よくこんな感じで脚やお臍したが痛くなっていたのを思い出しました。
でもレベル5の箇所の痛みはかつての生理痛の比じゃありません😭😭
経産婦じゃ無いですが、陣痛って最も痛いって聞きますが、陣痛とか、切腹ってこんなかなぁ〜とか唸りながら考えたりしました。

リング上で、ギブ出してんのにいつ迄たってもタオル投げて貰えない心地です。
脳内プロレスラーの自分は、ずーーっとギブギブギブギブ‼️‼️😱って床叩きまくっています。

その内、お昼の流動食メニューが出てきましたがそれどころじゃありません。全く手をつけられないで下げていただきました。

看護師さんの説明では、段階的に強い薬出しますが、次はロキソニンと同じ成分の座薬なんだけど、最低でも4時間空けなきゃいけないので、処方出来るのは13時になりますと言われました。何の拷問…😭😭😭

それでも刻々と時間は流れるもので、ウンウン言っているうちに13時になり、座薬を入れて貰いました。

直ぐ効くもんでも無いので、早く効いてぇぇえー‼️😵と願いつつ、私は引き続き、足とかジタバタしてベッド上でもがいています。

薬効は、睡眠中枢?に先に作用したみたいです。痛みが治った自覚のないまま、また気絶するみたいに、何処かの時点でポカッと寝入ってしまいました。