いよいよ、検査当日です。
朝、
そわそわしたり、
ドキドキしたりする暇もなく、
バタバタと
SpO2(酸素飽和度測定器)の簡易モニターだけつけて、
のんびりさんは黄色い小さな搬入ベッドに乗せられ、
カテ室の入り口までお見送りしました。
パパもお休みを取ってくれて、
一緒にお見送りしました。
パパは一旦忘れ物を取りに職場に向かい、
私は病室で待機となりました。
テレビはもともとそんなに見るタイプじゃないし、テレビカードももったいないし、
携帯イジイジしても、落ち着かなかったので、しばらく横になっていました。
一時間くらいたったでしょうか
病棟師長さんが来られて
先生からお話があるみたいなので、きてください。
と、ムンテラ室(ドクターが病気の状態や治療方針を説明する部屋)に連れていかれました。
あれ、もう終わったのかな?
はやいなー!パパ間に合わないなぁ…
なんて思っていました。
すぐにスクラブ(オペ着)を着たままの主治医が来て、説明された事は、
・欠損孔が思ったよりも大きく、肺高血圧が強くて、もともと呼吸状態が悪かった
・そこに鎮静をかけたことで、呼吸が浅くなった
・さらに徐脈となって、そのまま呼吸状態がさらに悪化しCPA(心肺停止)となった
・すぐに挿管しCPR(心肺蘇生)した
・今のところ、脈は回復したが、呼吸状態は非常に悪いため、このまま人工呼吸器で呼吸管理をしなくてはいけない
・一般病棟では呼吸器の管理はできないので、このまま、HCUに入院となる
そして最後に
何か聞きたいことありますか?
と言われました。
状態は理解したし、想像もできる。
先生達が頑張ってくれた事もなんとなくわかった。
でも、
聞きたいこととか言われても、
全然頭が働かなくて、
HCUなら付き添いは出来ないんだっけな
えっと、、、
私は今日は帰るんですか?
とか、
ほんっっっとどうでもいいことしか出でこなかった
同席していた師長さんが気をきかせてくれて、
ご自宅○○○でしたよね?高速使えば30分くらいで着くから、先生、ご自宅に帰られて大丈夫ですよね??
と、聞いてくれました。
この後、閉創(傷口を綴じる)して、
HCUの側も準備できたら面会出来るらしく、
それまでは、
病室で荷物をまとめて帰る支度をしながら待つこととなりました。
病室に帰ってすぐに、
急いでパパに電話したけど
繋がらない
こんな時に!!!!なんで!!!!?
と、ちょっとイライラしていたら、
すぐに折り返しかかってきました。
もう終わったー
とか、能天気な、、、
呼吸停止して挿管したって。
はやく戻って。
は??まじか。ごめん、すぐ戻るね。
お休みもらっててほんとによかったな、、、
と思いました。
つづく