・・・・・・・・・・・・表皮(?)が吹き飛びました・・・。
ああああああああああ!
・・・もう嫌だあ。
今回取り出したいのは左側のアンモナイトなんですけどね。
嫌な予感はしていたのです。旦那が採集の時にノジュールをハンマーで割っていた時点で表面の一部が石ごと剥がれて吹き飛んでたし。
この石、母岩との癒着が強くて。
タガネとハンマーでコツコツやっていたんだけどなあ。言われてるように「タガネの先を軽く当ててハンマーで振動を与えて母岩を飛ばす」要領でやっていたつもりだったんだけど。
う~ん、エアースクレイパー(歯医者の削る奴みたいな道具)に切り替えた方がいいかなあ。
でも、あれも物によっては思いっきり削れるから(←使い方の問題だとは思うが)気を付けないと。
とりあえず、まあ本体に手を出すのは周辺の母岩をもっと落としてからにしましょうと先輩に言われました。
貝とかアンモは殻が何層にも重なって構成されているので表面だけ吹き飛ぶってのはよくある話。
博物館に展示されている備品の凄さが改めてよく分かります。
表面と石が一緒に剥がれた場合、一度くっつけてからジックリ石を落とすというのもありかなあと思ったのですが。
しかし、それは時間的にも技術的にも難しい(主に私の技術だな)という事で諦めてこのまま進めることにしました。
自分の化石で良かったよ、本当に・・・。いや、良くないんだけど、少なくとも他人の化石だったら迷惑かけてしまうから。
あ、旦那のノジュールだから旦那には申し訳ないんだけども。
旦那からは「俺はもっと無理だから任せる」と言われました。う~ん、ごめん。頑張る。
これが骨だったら(特に新生代)もっと面倒くさいんですけどね。
全く折らずにクリーニングできるようになりたいなあ。