今日、一人の患者さんが亡くなった。
初めて持たせてもらった重症の患者さん。
最後は今一番辛いことは何かきいたら「生きること」って言ってた。
生きることが辛いって本当、どれだけの辛さなんだろう。
そんなことをきいて何も返すことができなかった。何も言えなかった。
どんなに死が近づいている患者さんでも
最後の最後まで今を生きるために何ができるのかを考えていきたい。
死ぬために何かをするんじゃなくて生きるために何かをしたい。
あの時、自分にはなにができたんだろう。
患者さんは自分に何を求めていたんだろう。
何を考えてたんだろう。
もしかしたら何も求めていないかもしれない。
そしたら自分のいる意味はどこにあるんだろうか。
看護師の価値はどこにあるんだろう。
患者さんが何を求め、何を考えているのか何もわからない。
もしかしたら何も求めてないのかもしれないな。
自分がしてきたことはほとんどは自己満足。
看護師って何だろう。
看護師になれば少しは気持ちが楽になると思ったのに。
自分は何かできてるって何か光が見えると思ったのに。
看護師になってもまだ何もできないって無力な自分を実感する。
本当は何もできてないわけじゃないって少しは思う。
でも、なんだか納得がいかない。
もっとできたんじゃないかな。って毎日思うし、毎日完全な達成感はない。
こうやって考え続けることが大切なのかな。
考え続けることで何かが変わってくるのかな。
わからないこと、答えがなかなかでないことを
難しい。
って言葉で片付けるのは簡単かもしれない。
でもそんな言葉ではすっきりなんてしない。
答えはきっと一生でないんだと思うけど。毎日考えて、
一人ひとりとの出会い、会話を大切にして、日々成長していきたいと思う。
人は一人亡くなったくらいじゃ世界は何も変わらない。
小さな世界で看護室の中もあまり変わらない。
患者さんが亡くなっても笑ったりはするし、むしろ涙を流す人はほとんどいない。
でもそれが仕事なんだと言ってしまえばそれまでだけど、
私は少なくともあの患者さんと出会って、看護師として関わらせていただいて、
一生に残る宝モノ(学び)をいただいた。
患者さんとの関わりは今後看護師として働いていく上でとても大切な経験だったと思う。
明日からまた頑張ろう。