1冊目。


2013年に直木賞を受賞した作品『何者』

遅ればせながら読んでみました。



"それぞれの理由で大学5年生になった
5人の男女の就職活動を描いた物語"



これしか前情報がなかった私。



「就活を描いた話ってなんだか堅そうだし暗そう」


なんて考えで今まで読まなかったことを195ページ目あたりから非常に後悔しました。


ちくしょうッ
裏切られたッ

...いい意味で。笑




確かに重いんですよ話自体は。

就活生ならではの
焦りとか葛藤とか他者への嫉妬とか
そういうのが細かく描写されてます。

その辺はこの本を開く前の読者を裏切りません。



でもね、

聞いて欲しいんです。
知って欲しいんです。

この本には
今現在就活生でないあなたも
就活未経験のあなたも


殴られます

ガツンと

心が




もうね、途中から息するのが苦しくなるくらい
5人の感情に飲まれます。

もうやめてお願い!!
って思いながら
文章に魅せられて読む手は止まらないんです。




特にね、SNSに登録してる人。
はい。



あなたには読んでいただきたい。

そして私と同じように

心を殴られてきてほしい

抉られてほしい

(´・∀・`)




どんな仮面をつけることもできるSNS

性別、年齢、学歴、育った環境、考え方

制限されるのは文字数と過激な内容くらいであるインターネット上の世界。



そこであなたが発しているのは一体何者の言葉ですか


発した言葉の中にいるあなたと言葉の外にいるあなた
どっちが本物のあなたです


あなたは何者ですか

と、いうことなんです。



見栄とか自己陶酔とか承認欲求とか
そういうの抜きの人生で
まっすぐ立っていられますか

と、いうことなんです。


なにがいいとか
何が悪いとか
もはやそういう次元のことではなく

自分と無理やり向き合うことになりますので
読み始めるならそのへんの覚悟が必要です。




しかもね、
面食いさんに朗報

配役を見る限りこの小説において心を抉る2大セリフを映画で発するのは


有村架純



二階堂ふみ



美人がえぐいセリフを発すると
そこはかとなくえげつないことになるんだろうな(´・∀・`)



前にアルバイトをしてた居酒屋さんの店長が
最近観たらしいんですけど

配役で盛り上がりすぎて
映画どうだったか聞くの忘れました。笑



本と映画とだとまた違うんだろうな。

とりあえず近いうちに借りてきます。DVD。




300ページほどなので
空き時間でサクッと読めました。

きっとどこかで1つは共感できる部分があるはず。

自信を持って読んで良かったと言えるので
興味のある方はぜひどーぞ。