今回は、ちょっとセキュリティのお話はおやすみ。

なんたって、今日は世界が注目する米大統領就任式。やっぱり、リアルタイムで聞きたい!!どんな就任スピーチをするのかが、とっても楽しみだ。

まずは、副大統領が宣誓をし、いよいよオバマ大統領の番が近づいてくる。

ドキドキ…ドキドキ

聖書に手を置き、最高裁判所長官の後に続いて宣誓を始めた。 ところが、この大事な場面でプチアクシデント発生ドンッ

最高裁長官:   I, Barack Hussein Obama ...
オバマ大統領:  I, Barack ...
最高裁長官:   ... do solemnly swear ...  えぇ!間が悪い!
オバマ大統領:  I, Barack Hussein Obama, do solemnly swear ...
最高裁長官:   ... that I will execute the office of president to the
United States faithfully ... えぇぇ!!間違えたぁ?!
オバマ大統領:  ... that I will execute ...   ほら~、困ってんじゃん…
最高裁長官:   ... faithfully the office of president of the United States...
オバマ大統領:  ... the office of the president of the Unites States
faithfully...
最高裁長官:   ... and will to the best of my ability ...
オバマ大統領:  ... and will to the best of my ability ...
最高裁長官:   ... preserve, protect and defend the Constitution of the
United States.
オバマ大統領:  ... preserve, protect and defend the Constitution of the
United States.
最高裁長官:   ... So help you God?
オバマ大統領:  ... So help me God.
最高裁長官:   Congratulations, Mr. President.

最高裁長官、200万人を越える観衆の前に緊張してたのか? 途中で言い直したけど、最後はオバマ大統領、ちょっと苦笑いだったような… あせる

正しくは、こうです。

I do solemnly swear (or affirm) that I will faithfully execute the office of president of the United States, and will, to the best of my ability, preserve, protect and defend the Constitution of the United States.

オバマ大統領の名前と「help me God」の部分は特別に付け加えたもの。 まぁ、「faithfully」を前に持ってこようが後ろに持ってこようが、「of」を「to」に変えようが、意味は変わらないんだけどね。とはいえ、きっとこの宣誓を練習してきたであろうオバマ大統領にとっては、見えないところからパンチが飛んできたみたいに不意をつかれて、さぞ困惑しただろう。


さて、気を取り直して、次は就任演説。約20分にわたる演説は、さすが…。 じっと聞き入っちゃいましたよ。なんたって、200万人を超える観衆が、20分間ずっと静寂を保って、一言も漏らすかと聞き入っていたし。あ、もちろん、賛同するときの声を除いて、ね。もちろん、原稿を書くプロがいるんだろうけど、20分間の間にあれだけの要素をぎっしりと、でも簡潔に詰め込んだのはスゴイ!また、声のトーンや抑揚、間の取り方なんかが、絶妙なんだなー。

ほとんどのチャンネルが同時通訳を入れてて、副音声で生のオバマ大統領の声を聞けるのは1つだけだったのは残念。字幕にするのが間に合わないんだろうけどさー。あの演説は生の英語で聞くべき!!通訳の声じゃ、全然響いてこないもん。

ところで、その唯一副音声で生の声が聞けた「ニュースJAPAN」では、演説の内容が日本語字幕で表示されており、画面の下には「生翻訳中」とあった。最初は、「へぇ~。裏で演説聞きながら、タイプ入力してる人がいるんだ~」と思っていたが、どうもおかしい。オバマ大統領が言葉を発するより先に、演説の内容が翻訳されて画面に表示されてるじゃん!!

そりゃ、同通の人は、多少先を想定して訳すって言いますよ。でも、そんなレベルじゃない。ちゃんとした文章、しかも絶対スクリプトでも見ない限り予測できないような内容が先に翻訳され、表示されている。これのどこが「生翻訳中」なんだ!!むかっ 絶対事前に用意してただろ?!


まぁ、それはさておき、大統領就任おめでとうございます。クラッカー 
演説の言葉通り、将来が良い方向に向かうといいな。

GOD bless Obama, and GOD bless America!




Downadup」または「Confiker」と呼ばれているワームをご存知だろうか?

そう、マイクロソフトWindowsの脆弱性「MS08-067」を突くワームとしても有名な「アイツ」である。このワーム、ここ最近急激に感染を拡大しているらしい。特に、先週は推定650万台のコンピュータが新たに感染したという報道が出され、現在では900万台超のマシンが被害に遭っているらしい。

あくまでも、「推定」だけどね。もちろん、この数値に異論を唱えるセキュリティ専門家もいるわけで(感染数は50万台とする専門家もいる)。

どちらにせよ、注意は必要だよね。


ところで、このワームが感染を広げる一つの手段として、ADMIN$共有への侵入を試みるらしい。その際に、行うのが「辞書攻撃」または「総当り攻撃」と呼ばれるもの。パスワードを片っ端から試していって、「当たり」を見つける攻撃。

で、英Sophosが先日公開した、このワームに使われる可能性の高いパスワードリストがこちら。

IN THE NAME OF...-confik pass


中には、「え?イマドキこんなパスワード使ってるマシンないでしょ?! 1桁の数字って!!」って思うものも入っているけど、実際そんなパスワードを設定しているマシンがあったりするからねぇ…



くわばら、くわばら…








ある悲しい男の話。

カナダ・オンタリオ在住の22歳の青年は、ある日突然、弁護士を名乗る男から一通のメールを受信する。メールには、「先日、クライアントの一人がロンドンで爆破事件に巻き込まれ死亡しました。故人には多額の遺産がありますが、それを相続する家族はいません。故人の遺志により、遺産のすべてをあなたに相続していただきたい...うんぬん、かんぬん」といった内容が書かれている。遺産の額は、1,280万ドルお金

    ドクロ この時点ですでに怪しいよなぁ

青年は、この話を信じてしまい、弁護士に連絡する。でも、実は弁護士じゃなくて、詐欺グループの一人なんだけどね。「弁護士は、僕が相続を受けると知って、とても喜んでいたよ!」と語った青年。

    ドクロ そりゃ、喜ぶでしょ。いいカモが見つかったって

それから青年は、まず資産の名義変更に2,500ドルを支払うことを要求される。それから、各種必要書類の作成代金として、高いものでは5,000ドルを支払った。さらに、ロンドンに銀行口座を作る必要があると言われたので、5,000ドルを投入して口座を開いた。「口座に入れた5,000ドルは、何かあったらいけないから、別の口座に移して保護してくれるって言われたよ。」

    ドクロ まだ気づかないのかな~?

今度は、相続税として25,000ドル必要だと言われる。「だけど、弁護士が2,500ドルになるよう交渉してくれたんだ。」と、青年。

    ドクロ おい、おい、おい

しかし、ここで青年は、実際にロンドンに行って、この話が本物かどうか確かめようと決断をする。まず、メキシコに住んでいる叔父さんを訪ね、飛行機代を借りてロンドンへと出発。ロンドンに持っていった現金は10,000ドルだが、同市滞在中に叔父さんがさらに25,000ドル送金してくれる。

    ドクロ 叔父さんも何考えてるの?!

青年は、ロンドンで弁護士とその関係者らに会い、持っていた10,000ドルを渡してしまう。次の日、再度彼らに会うと、スーツケースを持っている。スーツケースには、収縮フィルムで保護された1,080万ドル分の手形が入っているという。で、この保護された手形、特別な液で洗うと「本物のお金」になるらしい。ここでも、この青年、彼らを信じてしまうんだな。

    ドクロ まじっすか?

この魔法の液だけを渡されて、ホテルで彼らを待つ青年。彼らが一緒に手形を洗う手伝いをしてくれると信じて。もちろん、来ないんだけどね。別の急な用事が出来たとかで。ところが、その間にアクシデント発生。なんと、青年、魔法の液のビンを落としてしまい、中味が全部こぼれてしまった!!パニックになった青年は、すぐに彼らに連絡を取るが、連絡がつかないのでとりあえずメッセージを残して帰国。数週間後、彼らから連絡が入り、「あの液は特別だから、120,000ドルする」と告げられ、またもや支払ってしまう。

    ドクロ この青年、いつになったら気づくの?

その後もしばらく連絡を取り合い、その期間にさらにお金のやり取りが行われ... ついに、青年が遺産を手にすることができる日が近づいた。「きちんと顔を見て渡したいから、旅費を負担してくれ」と言われ、さらに6,900ドル請求される。そして、遺産を受け取るはずの日、「ニューヨークの空港に着いたんだけど、セキュリティチェックに引っかかった。警備員に賄賂を渡して通してもらうから、12,500ドルすぐに用意して」との電話が入る。すでに多額のお金を費やしている青年が、「もう、そんなお金はないよ」と答えると、電話は切られ、その後全く連絡が取れなくなったという。青年は、その日のうちに警察に被害届を出した。

    ドクロ あぁぁ、やっと気づいたのね... 遅っ!!

結局、気づいてみれば、叔父さんからは55,000ドル、両親からは60,000ドルを借り、総額150,000ドルお金の被害を被った。

    ドクロ てか、叔父さんも家族も、誰も止めなかったの?誰も怪しい話だと思わなかったの?


ところで、この「419事件」、日本でも増加しているらしい。日本貿易振興機構(JETRO:ジェトロ)によると、昨年同機構に寄せられた被害相談は335件で、2004年の約16倍になっている。昨年の9月には、身代金を目的とする誘拐事件にまで発展したこともあり、外務省でも注意を呼びかけている。

世の中、そうそう甘い話は転がっていませんよ...