*ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、介護の授業で学んだ事のアレコレの覚書を。

(これは、ワタシの個人的な考えの覚書です)

 

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1. たとえ、相手が年下であろうが、友達ではない限り、

敬語で話すべし。

(*彼等は立派な介護職員さんであり、お年寄りの介護を家族に代わってして下さってるのを忘れずに。ワタシはどうしても『若者』という先入観からタメ口で話してしまってる)

 

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2.  介護される方が、自分より年上の『おばあさん』『おじいさん』であろうとも、必ずご苗字(●●さん)で呼ぶ。

(*その方は、ひょっとしたらお孫さんがおらず、自分のことを『おばあさん』『おじいさん』と呼ばれた事がない方かもしれないし、また、身寄りのない方だと『お母さん』『お父さん』とも呼ばれた事がないかも知れないので、介護される立場になって、個人の尊厳を傷つけないよう徹底する)

 

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3.  もし、介護職に従事するのであれば、重大インシデントは勿論、ヒヤリハットを決して自分が原因で起こさないよう、常に事前の確認を怠らないようにする。

(*誰しも失敗はあるでしょうが、もしも過ちを犯したら、それを最大の教訓とし、ミスを絶対起こさないよう、『2度目はないぞ!』『自分がされたらどう思うんや?』と、我を常に戒めること)

 

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4.  介護者の情報等の申し送りをする際は、誰にでもわかりやすい文章で、5W1Hを忘れずに。

(*ワタシは脳みそ直結型文章を書いてしまう傾向あり)

 

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5. 『A.自立(支援)』を正確に把握する。

(*全部やってしまうのは相手の為にならず、自立、及び自立支援ではない)

 

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6. 『尊厳の保持』

(*具体的な説明をいくつか覚えているだけ書いてみる)

 

⭐️高圧的な態度をとらない(←ワタシは他生徒さんにしてた。反省。)

⭐️プライバシーを守る(←当たり前田のクラッカー)

⭐️一般成人に対する適切な接遇をする(←子供に対して話すような言葉やタメ口厳禁。オカンも怒ってたのを思い出す。)

⭐️介護者や利用者の私物に同意を得ずに絶対触れない(←訪問介護の際や施設の個室に入所されてる方の場合、他人を家や部屋に入れるのに快く思っていない方もいらっしゃるので、特に信頼関係が構築されていない状態では特に、ほんの些細な事でもその都度同意を得るようお伺いする)

⭐️身体的や経済的、また、精神的に苦痛を与える行為をしない。(←これは言語道断)

 

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7.『3つの安(安定・安楽・安心)』(←結婚式の披露宴で、オヤジが『3つの袋』とよく言ってたネタの応用編)

(*被介護者にとって喜ばれる介護とは、3つの安が全ての基本。介護士が身につけた技を駆使して介助をする事で、安定的な介助をする事ができ、被介護者からすれば、身体的・精神的にも『安全』で、苦痛なく『安楽』で、(この介護士に任せておけば大丈夫)という安心を得られる。                      身体介護等の安全な介助は、介護者にとっても身体的に負担軽減される。

また、どこの職場を選んでも言えることは、『介護をされる可哀想な人ではない』ということで、先の世代を生きてこられた先輩方であるという尊敬の念を忘れずにケアを行うようにすれば、必然的に信頼関係が生まれる・・・予定。)

 

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8. 『3点歩行』の順番を完璧に覚える。

(*歩行前に健康状態チェック。

杖歩行をしたいかどうかの確認。

次に物品チェック。杖の先端のゴムの減り具合を確認し、  杖の長さ調整ボタンにストッパーボタンが止まっているかの確認後、杖の長さはこれで良いのか介護者に必ず確認。            次に、杖の持ち方は正しいかどうかを確認。         その上で、歩行開始。杖を先に一歩出す→患側の脚を出す→健側の脚を出す→再び杖・・・というサイクルで、長い距離を歩いてもらう場合は、途中でお顔の表情や体調確認をし、休憩したいかどうかも聞く。最後まで歩けたら、『今日の目標を達成できましたね。次も無理なくやってみましょう。歩行すると筋力維持にも繋がりますから、もっとお出かけが楽しくなるかと思います♪』と、大袈裟ではない程度の称賛を口にし、達成感を抱いてもらうよう努力する。過度に誉めるのは子供扱いされてると思われたり、相手に嫌悪感を与えるので、褒める際の言葉に注意する。

 

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9. 基本中の基本である介助者の自己衛生管理。

(*手を石鹸で綺麗に洗うのは完璧にできてる。アルコール消毒の方法もバッチリで、適宜つけて手指によく擦り込み、乾燥させる。)

 

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10. 些細な事でも、必ず要介護者に説明・同意を求める。

(*それが会話の一環にもなり、要介護者中心の活動となり、その方の自立支援のお手伝いができる)