*ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回はちょっとしたボランティアのお話を。

 

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先日、近所のオバチャンが道路で転倒された件で、救急搬送された病院のドクターが、

 

『一度形成外科に受診を』

 

と言われており、その日が今日だったんですわ。

 

その指定された別の病院は、これまた別の近所のオッチャンの付き添いボランティアでも行ってたので、地元じゃないワタシがたまたま知ってるのだが、まぁ・・・駐車場が半端なく混んでて、自家用車で行くといつ駐車場に入れるのかわからんくらい。

 

なので、行きはワタシが送って行くと言うてた。

 

オバチャンはそこの病院の噂は聞いてたものの、行った事がないので、

 

「そんなに混んでるの?」

 

と。

 

で、今日、午前中の受診で、行きはワタシが送って行ったのだが、病院前が見えてきた道路がグチャグチャで、病院の係員さんが何人もいらしてて、駐車場は勿論満車。

それどころか、駐車場待ちをしてる車が道路まで溢れて連なって並んでおり、メッチャ渋滞してる。

 

しかし、タクシーや玄関先で下ろすエントランスエリアは常に空けてあるので、ワタシが右折のウインカーをつけてるのを見て駆けつけてきた駐車場のオッチャンが必死に看板を持って

 

「満車ですーーー!(この状況を見たらわかるっちゅーの)」

 

と叫んではるところを、

 

「患者さんを下ろすだけですーーー!」

 

と叫び返すとエントランスエリアに通して下さった。

 

で、今の状態はうちのオカンと同じような感じで、足元がおぼつかないんで、勝手に乗り降りされて、万一、下車時に転倒されたら大変なんで。

 

ご自身は『何でもできる』『ワタシはまだ若い』という妙な過信もおありなので、今回は後部座席に座ってもらって、そこのドアはチャイルドロックをかけ、窓も勝手に開閉できないようロックをかけておきましたわ。

 

後部座席だと、乗る時はちょっとだけ車高があるSUVなので若干乗りにくいかも知れませんけど、降りる時は両足を先に車の外に出して、お尻から滑り降りるようにすれば安全に降りる事ができる。

 

その方法を教える為に、勝手にドアが開けられないようにロックをしてたのだが、病院に到着したら、やはり勝手にドアを開けようとされて、

 

「あら、まぁちゃん、ドア開けられないんだけど〜」

 

と、案の定、自分で降りようとされてたんで、ワタシが運転席から降りて、後部座席へと行き、ドアを開け、両足を先に車の外に出るよう、さりげなーくお手伝いして、車から降りてもらいました。

 

介護福祉用品の便利グッズで、お尻の下にクッション代わりに置く回転シートみたいなのがあれば、もっと楽に降りる事ができるのかも知れんが・・・

 

ワタシも買おうかな?と思った時期もあるが、その回転シートをちゃんと利用して回転できる人というのは、知能機能に問題なく、その使い方を即座に理解できる人が使いこなせる物やと思ってる。

 

オカンみたいに、認知機能が劣ってる方や、今日のオバチャンにせよ、使った事がない人からすれば、説明しようが実演しようが、なかなか使いこなせないような気がしますわ。

 

それなら、まだ45リッターくらいのゴミ袋をお尻の下に敷いてもらって滑りやすい状態にしておき、介護される方下ろす時に、ゴミ袋を持って、お身体を動かしやすいように移動させる方が現実的かな?と。

(そんなシートも介護福祉用品屋さんにあったと思うが)

 

福祉車両で、シートが電動で外まで出てきて、お身体の不自由な方が乗り降りやすくなってる車があるのだが、その車を1台買おかな?と検討した事もあったけど、それも結局それも、認知機能がしっかりされてる方で、何が危険か?とかも理解できる方でないと、危なかっしくて使えない。

 

一度、福祉車両のレンタカーを見つけて、オカンをそれに乗せた事があったのだが、凄い怖い思いをした経験が。

 

その車は、助手席にその特殊シートがついており、その車の助手席や窓は、運転席側からロックがかけられい状態で。

 

オカンを乗せたら、走行中に勝手にドア部分についてるボタンを弄りまくって、勝手にドアを開けるわ、窓も勝手に開けて腕をバァ〜〜〜ンと外に出したり、おまけに、走行中なのに、シートを外に出すボタンも勝手に押して、車の中でおかしな警告音が鳴り響き、それがどうして鳴ってるかもわからず、ワタシもパニックになりましたわ。

 

今日のオバチャンはそこまで酷くなかったので、安全に介助しつつ降りる事ができたが、今日は彼女は1本だけ杖を持って来てはりまして。

 

あれくらい足元が不安定だと、2本杖が絶対転倒リスクは低くなると言うてるのだが、どうも『杖を持つ』というのも羞恥心がおありなようだし、『杖』そのものが抵抗がおありみたいなので、登山用のトレッキングポールを2本買いに行くのも付き添って、ようやくトレッキングポールをお持ちになりはったのですが・・・それを使って歩いてるのは、ウォーキングしてるだけ。

 

お買い物とか、お友達とこに行くとかは、普通の杖すらも持って行かれてなかったのが今日判明した。

 

うちのオカンも、最初は大阪の地元の施設に入ってたのだが、地元にはそこそこ大きいショッピングモールがあって、そこなら車椅子でスイスイ行けるし、色々あるし、近いし楽な便利なモールだったのに、知り合いに会うのを嫌がって、とうとう1度も車椅子で行く事はなかった。

 

あの心理は何やろ?

 

『老い』を認めたくないから?

 

ワタシ、車椅子好きやけどなぁ(苦笑)。

歩かなくて済むし。(☜だから、ドスコイ系になるのだが)

電動車椅子なんて、めっちゃ楽しい。(乗り物としてね)

 

そこの病院に到着した時、病院で待ち合わせしていたお子さんがまだ到着されてなくて、外のベンチで座っておくと仰ってたが、

 

「待合室は席がないくらい患者さんで一杯いるので、車椅子を貸してもらいや〜〜〜」

 

と言いながら、駐車場係のオッチャンから

(早よ出て行って)

というオーラが感じしてたのだが、

 

「まあちゃん、子供来るまで座ってたら?」

 

と呑気な事を言われたものの、

 

「ここで停車くらいはできるけど、駐車はできないので、ごめん。ここでお子さんが到着するのを待っててね。」

 

と言うて、病院を後にした。

 

すると、ワタシが病院に到着した10分後くらいにお子さんが病院に到着。

 

「すんごい混んでますねーーー💦」

 

と、言うてはったが、無事お子さんが合流して、帰りはその車で家に帰られるようだったので、行きも帰りもスムーズに受診する事ができましたとさ。

 

因みに、病状は眼窩骨折箇所が酷いようで、自然治癒もできなくもないが、視野に支障が出る場合もあるらしく、大学病院で手術した方が良いのでは?と言われてる最中とか。

 

顔面を強打したのはこれでワタシが知る限りは2度目で、前回より今回の方が酷く、今度またもしも転倒されたら、もっと酷くなるかも知れない。

 

心配やけど、助けすぎるのもあんまり良くないし、うちの夫は『介護士をタダで仕事やってる事やねんぞ?』と、正直あまり良い顔をしないのだが、オバチャンは何かにつけ、

「ワタシはまあちゃんに何のお手伝いもできないから」

と、近所のスーパーの商品券を、かれこら2万円くらい頂いてるので、それがバイト料やなと思って有り難く受け取り、その分、できる事はやるようにしてる。

 

もうちょっと、常に杖を2本使いでついて歩くか、歩行器兼買い物カートを使えば?ともアドバイスしたら、歩行器兼買い物カートって重いから使いづらいとも・・・。

 

まだまだ介護福祉用品は改良の余地があるかと思いますわ。

 

とまあ、今回もお身体の不自由な方をどうやって介助するか?との件で、ワタシ自身も勉強になりましたとさ。

 

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さて、明日は銀座のオキュロフェイシャルクリニック東京で、2週間前に再度切開した瞼の抜糸の日。

目の大きさは均等になりましたが、まだ目が腫れてるのかどうか、先生の意見を聞いてみないとわからんので、

どうかまだ上瞼の腫れが更に引いていきますように・・・。