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今回は、オカンの手袋の話と私の歯医者さんのお話を。

 

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先日、オカンを歯医者さんに連れて行った際、オカンが自ら取り出した、私が見覚えがない謎の手袋の話を施設のスタッフに電話で聞いてみたオバハン(私)。

 

で、スタッフの方は、オカンがお風呂に入ってる間に、オカンの部屋に覗きに行って下さり、謎の手袋を確かに見たらしく。

 

で、聞き取り調査もして下さったのだが、入所者の方のモノではない・スタッフのモノでもないしと。

スタッフの方がオカンに直接手袋のことを聞いてみたら、

 

「娘(私のこと)が知らんだけで、私がこーた(買った)もんやから。」

 

と言うたんだそうな。

 

私、かれこれオカンを4年くらい看てるが、私の知らない衣類は先ずないし。

 

もし、私に気付かれず購入したとしたら、オカンが大阪の特養(特別養護老人ホーム)の時に出入りしていた衣類移動販売業者さんからしかありえない。

 

だけど、オカンはそこの特養から東京の特養に引っ越して2年以上経過してるんで、2年も隠し続けるのは難しいと思うし、大阪から東京へ引っ越しする際、オカンの荷物のパッキングは私が全部したし、オカンの手荷物の中身も私が確認したし。

(飛行機に乗せたので、機内持ち込みオッケーなモノしか入ってないかどうかチェックをした)

 

あの謎の手袋は、どう見ても使用感がある、ちょい毛玉が出てきてるような毛糸の手袋で・・・。

 

私はスタッフの方の持ち物ではないか?

或いは、入所者のご家族の方が面会に来られた時に忘れはったモノではないか?と思ってる。

 

オカンが1人で外に出ることはないし、今は寒いので日光浴すらしてないらしいので、手袋を使う場面がそもそもない。

 

ムカついたのは、私が買った手袋をつけようとせず、わざわざ小汚い手袋をつけようとしたことで・・・。

私が買った方の手袋は皮の手袋なので、毛糸の手袋より断然暖かいのに・・・。

 

やっぱ、私が買ったモノは殆ど気に入らないんやなぁと実感し、年々オカンへのプレゼントや衣料品を買う時は、『オカンが喜ぶかな?』みたいなモノではなく(そういうのはそこそこ高いんで)質を落とし、1シーズンでもええわみたいなモノにしてる。

 

そんなオカンですが、後日電話が。

一瞬電話に出ようかどうしようか迷ったが、今からオカンの誕生日もクリスマスもお正月も会わない(会えない)ので、

 

(ここは電話に出とこか〜)

 

と、

 

「はい」

 

と電話に出たら、

 

「なんや仰山(たくさん)ありがとうねぇ〜。」

 

とお礼の電話。

あらま、珍しい。

 

「あ、それにね、カレンダー届いたから〜。」

 

と、アマゾンで注文していたカレンダーも届いたらしい。

 

「そりゃ良かったわ。壁掛けと卓上カレンダーの2つあったやろ?」

 

と聞くと、

 

「うんうん」

 

と言うオカン。

 

「卓上カレンダーが組み立てられへんかったら、誰かに作ってもらいや〜」

 

と言うたが、

 

「もう十分ですぅ。ありがとう。」

 

と、そこは理解しておらず、

 

「じゃっ!(ガチャ)」

 

と一方的に電話を切られた。

 

 

ま、お礼を言おうとした点は合格ですわ。

 

だけど、ここからお正月明けまではしょっちゅう電話してこられないよう、(なんで面会に来ないの?と怒り出すのは目に見えてるんで)スタッフの方にも、

 

「私、これから年明けまでは、『風邪で体調悪い』『しんどい』『持病が悪化した』という嘘でオカンには押し通しますので、(毎年この手を使って冬場はできるだけ面会しないよう・施設に出入りしないように心がけてる)電話もオカンからの電話は出たり出なかったりしますので、宜しくお願いします。」

 

と言うてる。

 

オカンに何か問題があれば、施設側から連絡が必ず入るのでオカンからの電話はあまり大したことがないし。

 

コロナ禍の世の中になったという事をオカンはどこまで把握してるんだか未だにようわからん面があるし、コロナ以前にインフルエンザやノロウイルスもある。

 

冬は人間の免疫力が低下する時期でもあるんで、施設側としてはできるだけ面会をしてもらいたくないというスタンスを取ってはるんで。

 

 

***

 

一昨日は私がメンテナンスで、歯医者さんに行った。

で、いつも担当してくれる歯科衛生士さんと新型コロナウイルスに関しての話が盛り上がり、

 

「そういえば、オバハンさん、何度も検査してますよね?

いくらでした?」

 

と聞かれ、抗体検査代、PCR検査代を教えると、

 

「自費だと結構しますね・・・」

 

と。

 

で、私は自宅で検査できる抗体キットを持ってると話したら、『凄い!』とメッチャ興味を持たれたようで。

 

ここの歯科医院の先生をはじめ、スタッフの方、どの方も感じ良く、腰も低く、しかも知識豊富で感染予防対策も万全で、どなたも感染予防に関してめっちゃ関心を持たれてる。

 

私も私で、この歯医者さんに行く日は、どこか買い物をした後に歯医者さんに行くことは絶対せず、お風呂に入って全身を洗ってから家を出発→歯医者さん→家としか移動しない。

 

誰からもウイルスをもらわない・移さないよう、地道に一人一人が努力するしか方法がないんで、お互いに安心できるようにというのを常に心がけてる。

 

この先生はうちの夫と同じように、海外のデータなどをめっちゃ調べまくってはり、いかに感染予防対策を院内でしているか?というのを、ご自身のブログで熱く語ってはる。

(それが詳しすぎて素人にはわからないくらい面白い)

 

ここの歯医者さんでは、先日、私の虫歯の治療で詰め物をする際、3Dプリンターみたいな装置でその場で詰め物を作るマシンを見せてくれはり、それはそれは珍しいモノで・・・。

 

(真ん中にあるサイコロのようなものが詰め物の素材のセラミック。この形状から私の歯をスキャンしたデータを基にマシンが削りはるんですわ。)

 

(削られてる最中は水が出てくる)

 

なかなか、こんなマシンを見せてくれる歯医者さんはない。

患者自身も歯により一層関心を持つでしょうし、何よりただ待たされるよりはずっと楽しい。

 

詰め物をこのマシンで削って出来上がる時間は5分程度。

こんなマシンができてくると、歯科技工士さんの仕事が・・・ですわな。

 

尚、今日オバハンがやってる『歯茎磨き』について、歯茎やホッペの裏などに傷ついてないか?チェックをしてもらったら、大丈夫でしたわ。

 

『この歯茎磨きは良いことなのか?悪いことなのか?』

を聞いたら、ドライマウスの改善に『歯茎マッサージ』という療法を実践してはる歯科医もいたはるらしく、

 

「傷つけない程度ならやっても良いですよ」

 

と。

 

ただ、メンテナンス(クリーニング)の最中、若干知覚過敏みたいな症状があったんで、どうもオバハン(私)は歯茎磨きをやり過ぎてる感じが否めず。

 

毎日やらないようにするとか、できるだけそーっと磨くなど、多少の手加減をせねばならないと思われる。

 

口の中を全てを磨くと、例えで言うと、体をお湯だけで洗い流すのと石鹸を用いて洗い流す違いのような感じで、メチャメチャ綺麗になった感があり、私は驚くほどサッパリする。

 

それに歯茎マッサージは悪い事ではないので、歯茎を綺麗にしていれば、歯が抜けにくくなるかなぁ?と。

 

目指せ8020!ですわ。