*ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
今回もお盆休みの最中・台風接近中にオカンを歯医者さんに連れてったお話を。
=ご注意=
このシリーズは第三者の皆様にはお楽しみできない内容となっておりますので、どうぞお時間が余ってる方のみご覧下されば幸いです。また、お食事中の方は食後にご覧下さい。
尚、このシリーズはN●Kの連続テレビ小説化しつつありますので、ご興味ない方はすっ飛ばして下さい。
(*毎朝アップしてるが、実際にドラマ化されるのではないですので、誤解なきよう宜しくお願いします。)
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診察を終え、待合室に戻る時には待合室で待ってた夫を呼び、オカンの前後から転倒しないように見守りつつ、数歩だけは自力で歩いてもらう。
ここの廊下はちょっとだけ段差があるので、車椅子のままでは入れず。
いつもなら1時間くらい診察時間がかかるのだが、この日はオカンがクリーニングを拒否した為に30〜40分程度で済んだので、
「えらい早いヤン?」
と夫が言い出したんで、
「クリーニングしなかったんよ。」
と言うと、
「えーーーー!なんで?」
と、驚く夫。
すると、オカンが
「先生がしなくて良いて言いはってん!」
と言う。
あの・・・ある面は正しいですが、先生がそれを言う前に、オカンが『今日はええわ』と嫌がった為に発した言葉であり、自分に都合の良い事だけを伝える高度な技を習得してるオカンにある意味ポカーン。
歯茎の水絆創膏のような薬を処方してもらったのだが、指で塗るのは難しいと判断したので、
「綿棒買ってきて」
と夫にお願いし、私とオカンは車内で待ってた。
その間に、オカンに声を荒げることなく、静かに説教しだした私。
その頃、モヤモヤレベルはMAXの5になってたんで。
「あのさ、先生もアンタの為に、1時間という治療時間を割いてくれてはるねんで。クリーニングを『今日はエエわ』と言ったら、その診療時間の分が先生の貴重な時間の無駄になるやろ?
先生もクリーニング代の治療代を請求できないからお金も儲からないやろ?
しかも、なんとか治療費代を安くしてくれようと、色々努力してくれてはるのをわかってんの?
こんな先生、滅多にいたはれへんで?
私らだって、あんたが歯医者さんに行って、入れ歯の調整してクリーニングしてもらえるようにと早朝から睡眠時間を削って、全てあんたの為に時間も労力も費やしてる意味がないヤン?
あんた1人の為に、これだけ大勢の人が動いてくれたり、オカンの為にと考えてくれてるねんで?
誰1人、オカンの事を適当に扱ってる人はおれへんで。
こんな事をされたら、人間やねんから、一生懸命やろうという感情になられへんかもしれへんで?
っつーか、しまいに断られるで。それでもええの?
歯はほっといたら、どんどん悪くなる一方で、やがて美味しい物も好きな物も食べられへんようになるし、食べられへんようになったらお出かけする事もでけへんヤン。
困るのはアンタだけで、私らは何一つ困れへんねんで。
何もわざわざこんな遠い歯医者さんまで連れて来る意味ないやん?
適当にしかしてくれない訪問してくれる歯医者でええやん。
んで、どんどん歯が悪くなって、食べられへんようになりたいの?なりたくないでしょう?
意識があるうちで、美味しい物を美味しいと思えるように、できるだけレストランに連れてってあげようと思ってるのに、あんたのやってる事はそれらを阻害する行為やねんで?
クリーニングって超音波で水で口内の歯や歯茎を洗ってくれるだけやねんから、そもそも痛くないやろ?
終わったら、口の中がスッキリするやろ?
もし痛いところがあったら教えて下さいねって毎回丁寧に聞いてくれはるやろ?
歯茎が痛いところは言うたら避けてくれるんだし・・・。
今度はちゃんとクリーニング受けてや。
でないと、また口臭出てくるで。」
と言うと、その時のオカンは割と素直にフンフンと聞いてた。
夫が車から戻ってきたんで、晩御飯をどうしよう?となり、
とりあえずは施設近くまで戻って、近くのレストランを探そうという事になり、再び車を走り出した私。
夫に、
「反対車線がどんだけ渋滞してるか、見といて〜。」
と言うと、海老名付近からやはり渋滞が激しくなってきてると。
オカンもその渋滞ぶりを見て、
「えらい混んでるなぁ・・・。
ごめんね〜〜〜。悪いねぇ〜〜〜〜。」
と言い出したんで、プチっと先ずキレた。
「ごめんね〜とか、悪いねぇと言われても、ちゃんとクリーニングしてくれたならまだエエけどな、こんな遠いところまでして、やる事やらないで謝られてもなぁ・・・
あんまりエエ気持ちになれへんわ。
それを言うなら、「今日はクリーニングしたくなかったけど、わざわざ病院に連れてってくれてありがとう。」ならまだしも・・・なんか、私らがどっかに行くついでにオカンも連れてったみたいな言い草ヤン。おかしいやろ?」
と、言葉の使い方にも厳しめに注意した私。
「この反対車線の渋滞を見てみ?
私らはこの渋滞してる道路を使って、家に帰るんやで?
あんたを送って私らの家に帰って来るまで、何時間かかる
か、検討もつかない事になってんねんで?」
とも言ったが、オカンはやや反省してるかのようで・・・
モヤモヤレベルは一段階落ちて、+4となった。
この後、オカンが素直に私の言う事を聞いてくれたなら、私はここまでキレなかったと思う。
そのキレた内容は次回につづく。