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今回はオカンの歯科受診に行ったお話を。

 

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実際に行ったのは2019年7月23日火曜日だったが、その日も今日(7月26日)同様にしんどく、オカンを施設にお迎えに行き、歯医者さんに連れて行き、ショッピングモールに連れて行き、食事をさせての帰り道はすんごく疲れてしまい、ブログを書けずに2日くらい寝込んでた。

この頃からバセドウ病悪化してるんですわ。きっと。

 

その歯医者さんの治療内容は、予備の部分入れ歯の作成と、またクリーニング。

 

うちのオカンの場合は 噛む力が強いので、最初に作った部分入れ歯(保険適用の入れ歯)だけだと数ヶ月で壊れる可能性があるので、予備の部分入れ歯を作成して、壊れた時点で間を開けずに新しい入れ歯を使うという準備をしておいた方が良いと言ったのはドクターで・・・。

 

その理由は、認知症系の高齢者はずっとやり続けてる事には抵抗なくするのだが、少しでも入れ歯を入れない期間があくと、入れ歯を嫌がったり、また入れ歯がない間は他の歯に負担がかかってしまうなどのデメリットばっかだから。

 

しかし、ドクターが必要だと言ってるのに何故か日本の保険法では『予備』は自費扱い。

で、最初に作った部分入れ歯が半年経過後で壊れたら、保険適用となるんだそうな。

 

保険適用だと1つ3000円。同じ材質でも自費だと30000円。これもなんか納得いかない。

 

何故か施設の入所者の方々の入れ歯は、自費でないとできないネームプレート入りの歯ばかり。

これって・・・施設に出入りしてる歯医者さんがそうさせてるようだが、ここの歯医者さんも密かに儲けてはるんでしょうな。よって、どうも信用できん。

 

うちのドクターは、

 

「材質はこのプラスチックで申し訳ないですけど、金属部分はチタンを使って少しでも高級素材を使いますから。それと、ネームプレートも勿論入れさせてもらいますから。」

 

と仰ってくれたんで、最初に作った本当の保険適用の入れ歯よりはつけ心地がまた変わると思われる。

 

で、この2つ目に作る入れ歯をメインにし、最初に作った方を予備にするとして、こちらは緊急用にすると。

んで、保管をどうしよう?と悩んでいたが、

 

「オバハンさんが管理すればどうですか?」

 

と、教えてもらえた。

そやそや!私が管理すれば 施設にいちいちお願いしなくても良いし、入れ歯が壊れた時点でサッと持って行けばエエんだし。

 

入れ歯の型取りをし、クリーニングもしてもらったのだが、オカンは歯医者さん嫌いとは思えないほど素直に診察を受ける。

ここのドクターも衛生士さんも上手いので、痛いことはしないし、物腰柔らかだし、丁寧な言葉遣いでオカンに労いの言葉も投げかけてくれるわ、

 

「お母さん、全然大丈夫ですよ〜!お上手ですよ〜〜〜。」

 

と褒めて下さる。

 

認知症患者さんは暴れる、ドクターや衛生士さんの指を噛むは日常茶飯事だそうで、私もそんなんされないか?とヒヤヒヤしてたが、そんな素振りは微塵もなく、健常者のような感じでホッとしてる。

 

とまあ、今回も滞りなく診察終了。

 

で、ショッピングモールでもうしてるであろう服屋さんのセールへと行く。

オカンは前回も服を見たがっていたが、

 

「20日すぎたらサマーセールやるから、もうちょっと待ってて」

 

と言い我慢させてたので。

 

モールの中で催事会場にババァ御用達の柄物の服がズラリとあり、私は先ずは素材チェックしようと表示タグを見たのだが、老眼鏡がなくては見えず。

 

店員さんを見たら・・・・ん?白人のオッサン?

え?外国人!?

 

すると、オッサンの方から流暢な日本語で話かけてきたので、

 

「これ、素材は何ですか?」

 

と聞いたら、

 

「インド綿100%ね。」

 

と、間髪入れずに答えてくれる。

 

「お兄さん、どこの国の人?」

 

と、これまた聞いたら、イランの人だった。

 

「もう僕、日本長いから〜」

 

だって。すごいですわ。流暢すぎて何度もオッサンの顔を見てしまった。(スンマセン)

 

っつーか、イランの人=絨毯のイメージがあったんで、まさかババァ御用達服屋さんをしてるとは思わなかった。

 

そこの服屋さんのブラウスはどれもインド綿100%でオカンにピッタリ。しかもお手頃価格(1枚3000〜4000円)。

オカンの体型に合うのを2枚だしてきてくれたのだが、オカンはめっちゃ迷ってたんで、どちらも欲しかったのだろう。

 

「もう2枚共買えばええやん!」

 

と言うと、嬉しそうな顔をするオカン。

 

ただし、この服は最初は色落ちするので、2回〜3回くらい洗えば大丈夫だからということで、どうせ名札を縫い付けないとアカンので、これは私が持って帰って先ず洗濯すると。

(まだしてないけど)

 

んでまたパンツが欲しいと言い出してるので、さてどうしようか・・・と。

H&Mでも連れて行き、ウエスト部分のお直しをしてもらおうかな?と考えてるが、いつ行くかは未定。

 

食事は前回に続き、イタリアン。

ピザがめっちゃ好きみたいで、ピザを食わせておけばご機嫌そうなので私も楽でしたわ。

 

んで、帰りの車の中。

私はいつもよりもクタクタでしんどく、そこそこ渋滞もしてたんでちょっとイライラしてたのだが、そこへオカンが

 

「しんどいやろ?なんかごめんね〜。」

 

と言い出す。

 

「何が?」

 

と聞いたら、歯医者さんに連れてってくれてる事を謝ってる様子。

 

「あのさ、謝るなら、そもそもアンタが入れ歯を捨てなくて、施設に往診に来てくれる歯医者さんに受診してくれてるならよかったのに、嫌やと言うたのはアンタやで?

遠い歯医者に行けと言われ、連れてってるのに「なんかごめんね」はないやろ?

私が『行きましょう〜行きましょう〜』って言って、アンタは私に気を使って遠慮しつつ「ごめんね〜」って言うのは正しい言葉使いやけど、そもそもあんたが私に負担がかかる方を選んだんやん。

今更「ごめんね」と言われても、何も労ってる感ないわ。

私の事を考えるなら、施設の歯医者さんに変えてくれる?

今の歯医者さん、カルテを全部渡してくれはるで?」

 

と言ったら、それは絶対嫌らしい(苦笑)。

結局、口先だけということで、オカンらしいですわ。