チビたんの耳の手術について | チビたんの家

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保護したチビたちは、にゃんこ9匹、わんこ2匹の総勢11匹とお世話がかりの私たち夫婦。虹を渡った子たちは4匹で、自分達が虹を渡るときに再会を楽しみにしていて、日々どたばた暮らしています。チビたちのお母さんは北海道の出身で、お父さんは生まれも育ちもほぼ東京下町。

チビたんの耳の手術について、少し説明をいたします。

 

耳の中にポリープ(できもの)ができているせいで、耳道が狭くなって、乾燥した状態を保てません。そこに菌が繁殖し、菌の巣窟(ダム)になっています。膿みを吸い出しても、耳道の環境が変わらなければ、点耳、耳掃除、抗菌薬で炎症を抑えきれないそうです。直す方法は、ポリープの切除だけなのです。

 

膿みは強烈な臭いを放ち、チビたんは頭を振って膿みを飛ばして歩いています。この数年、毎日 抗菌薬を飲ませ、ウエットティッシュで耳を拭いてきました。耳という言葉を聞いただけで、逃げ回るようになりました。

 

こんなに頑張っているのに、耳の中は真っ黒になり、チビたんは血が出るまで掻きます。

 

耳が脳に近いことや、ポリープが悪性化することもあるので、チビたんはポリープの切除手術をすることにしました。血液やレントゲンなどの検査は良好で、良性のできものであろうと考えて、体に負担が少ない内視鏡手術を予定しています。

 

週明けの術前のMRIやCT検査で、悪性度が高い、思ったより根が深いなど、状態が深刻だと判断されれば、切開し耳道の周辺を取り除くことになります。耳の外側は残るそうですが、外側しか残っていないという状態になるようです。

 

先生に手術しなければ、今の状態が続くということでしたので、チビたんにとって完治を目指す治療にすると思いましました。

 

断脚したとき、麻酔が完全に抜けていないのにもかかわらず、私に頭ごっちんをしようとするチビたんの姿が忘れられません。また辛い思いをさせてしまうかと思うと、とても苦しくなるのですが、元気になる姿を想像して、乗り切ろうと思います。明日、手術に臨みます。