数日前冷たい雨の午前に鳥病院へ行ってきた。

 

 

10月の下旬

鳥病院の予約をキャンセルする電話をいれた。

「もうダメだと思うので我が家で看取ります」

 

なっちゃんは意識を失って声をかけても反応なく

死んでしまったと泣いたのが2回。

なっちゃんが顔を突然上げたときは悲鳴をあげて泣き笑い。

 

体重が激減し相次ぐ発作で意識朦朧とするなっちゃん。

病院への道中で死んでしまったら私がどうなるか分からないし

入院先で死なれるのも嫌だし。

だったらみんなと居られる我が家で最期を看取ろうと

決断をした。

 

それからはなっちゃんの好きな歌や好物で

1日1日を少しずつ大切に過ごしていった。

 

なっちゃん用に取り寄せたトウモロコシが尽きたころに

なっちゃんはサツマイモを気に入りそれから

近所のスーパーにある焼き芋が好物になり

イチゴも堪能。

徐々に体重が68gに戻っていった。

 

63gを切って胸の骨がわかる時期が一番つらかった。

それ以降は体重を量れなくて・・・。

 

 

そして病院に予約を入れることができた。

スケジュール帳を見ると

まだ1か月しか経ってないのに気が付いた。

濃厚な1か月だったな。

お薬を最長の30日分いただいて

新しい抗生物質に変わっていた。

 

私ができることは他にないかなと知恵をしぼる。

 

 

2時間おきの流動食も今では様子を見ながら

体重をみながら。

あまり体重が増えても心臓に負担がかかるので。

 

低気圧がくると発作を起こしぼんやりしているけど

秋晴れに恵まれるとトコトコ歩いて自分でごはんを

食べてくれる。

↑↑↑なっちゃんは骨が弱くなってしまったから

段差が苦手。だからフリースで歩きやすくしてみたら

それも気に入ってくれたみたい。うれしい。

 

↑↑↑なっちゃんベッド。ここで横になって寝ます。

 

るるーちゃんに世話してもらってご機嫌なっちゃん。

るるーも楽しい。

 

それをみる私がいちばん嬉しい。