それでもダンス教室の先生は娘を受け入れ、ご指導して下さりました。
娘はダンスの先生のような仕事につきたいと日ごろから言っていました。先生は子どもたちだけでなく障害者支援施設の方々、人生の先輩方にも素敵なダンスをご指導されていました。ダンスを通して沢山の人たちに分け隔てなくあたたかく接してくださった先生が娘には光のような存在だったのではないでしょうか…
娘にとっては人生の恩師でもあります。
その先生が…
昨日亡くなられました…
ショック…というより信じられません。
娘に見せてもらった最後のラインは…
『4月いっぱいレッスンはお休みします』
おそらくコロナ対策でしょう…
先生と娘が直接やり取りしたラインでは…
『べっぴんさんだから大丈夫。いつでも相談してね』
娘が先生に
『自分は舞台で頑張りたいのでこれからもご指導よろしくお願いいたします』
二十歳のお祝いのお花を頂いたのでそのお礼のやり取りだったようです。
これからもっと沢山教えていただきたかったのに…
本来ならば、私も直接お別れさせて頂きたかったのですが、家族葬とのことですので、この場でお別れのご挨拶をさせて頂きたいと思います。
先生の背中を追って娘は大きくなりました。これからは先生の教えを胸に先生のやられていたことを引き継ぐことができるよう前に進んでいくと思います。今までご指導ありがとうございました。これからはお空から娘だけでなく先生の意思を継ぐ子どもたちを見守ってください。安らかにお眠りください。