今回は、断熱材についてのお話を・・・。
わが家は、2F建てなのだが、1F部分からの吹き抜け(とはいってもたった4畳だが・・・)と、
2Fの主寝室は勾配天井にしてある。
また、天井のもっとも高いところには、屋根裏を設けてあるため、断熱構造は
やや?複雑な感じになっているので、そのあたりのご紹介を。
基本的に住友不動産の断熱構造はこんな具合です。
小屋裏収納を含めふつうの屋根の部分は、
高性能グラスウール16K100mm×2 ということで、こちらにかかれてある通りなのだが・・・
勾配天井のところはちょっと違うものが使われている。
A種押出法 ポリスチレンフォーム 保温版3種 65×2 というものだ。
なんだこりゃ!?と思って調べてみると、どうやら、断熱材の一種なんだけれど、
樹脂でできたものらしい。
グラスウール16Kの熱伝導率が、0.045(W/m.k)
に対して
押出法ポリスチレンフォームの熱伝導率は0.028(W/m.k)と
半分近くの数値であるらしい。
なるほど、だから、その分薄くてもしっかり熱を吸収してくれるというワケか^^☆
契約書には、勾配天井のところに
高性能グラスウール16K100mm×2 もしくは、
A種押出法 ポリスチレンフォーム 保温版3種 65×2
と書かれているが、高性能グラスウール・・・のところにラインがひかれて消されている状態。
ようするにどっちでもOKだよーっていうことなんでしょうけれど、
グラスウールは、湿気に弱いっていう、熱伝導率も低いみたいだから
問題ナシでしょう。
家の壁にはすべて、高性能グラスウール16Kが90mm
外壁には、それに、透湿防水遮熱シートのタイベックシルバーが使われるらしい。
1Fと2Fの間には、高性能グラスウール16Kが100mm、
1Fの床には、グラスウール32K 80mmが使用されるようだ。
ちなみに、ふつうのグラスウール16Kが0,045(W/m.k)と上に書いたが、
住友不動産でふつうに使われている16Kのグラスウールは高性能グラスウールと呼ばれるものなので、
16Kの場合の熱伝導率は、0.038(W/m.k)、
ちなみに、高性能32Kの場合の熱伝導率は、0.035(W/m.k)のようです。
ただ、床で使われているのは、
高性能ではない グラスウール32.
ということで、普通のグラスウールを見ると・・・
16Kで0.045(W/m.k)、32Kだと0.036(W/m.k)
16Kだと高性能と普通ので大きな差があるのに対して、
32Kの場合だとほとんど差がでないんですね@@。
うーん。不思議!!!!
なんだかんだ言いながら、色々なHMをまわるうちに、
グラスウールの断熱材はヨクナイ!というウワサが頭をよぎるようになってしまったのだが、
調べてみると、グラスウールの難点はやっぱり湿度に弱いということ。
住友では、その為にグラスウールの両面から防湿のシートをかぶせるとのことなので、
大工さんが間違えてそこに穴をあけたり?しないこと祈りながら、
なんだかんだ 日本の住宅の断熱材のトップシェアをほこるグラスウールを信じて
生活をすることにしたいと思います(笑)
以上、ややこしい数字が並んで目がチカチカしてくるような内容でしたが、
断熱材についてでしたー。
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