chibieconomics

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博士号取得者のはしくれが、小難しい経済学の概念をちびちび説明。

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さて、難しいことを議論することももちろん好きだけど、

先ずは基本に立ち返って「需要と供給」について、考えてみたいと思う。

私自身、ミクロ経済学を専攻していたので、話がミクロ寄りの展開になってしまうことはご容赦願いたい。

 

「需要と供給」といえば、右上がりの線と、右下がりの線が交わるやつ…

そうそう。これどっちの線が「需要曲線」なのか、はたまた「供給曲線」なのか

迷ったなぁ大学一年生の時。。。(遠い目)

簡単に覚えるには、「需要曲線(ゅようきょくせん)」のに近い形・・・・

需要曲線って覚えると良いかも。「えっと、右下がりの曲線で…」なんて覚えるよりも、ピンとくるはず。

 

形は覚えたとして、そのメカニズムが本題。

なんで「需要曲線」は右下がりで、「供給曲線」が右上がりなのか。

このグラフの横軸はとある市場の商品の数量、縦軸はその商品の価格を示している。

(↑これは前提としてぜひ頭に入れてほしい!)

 

で、例として、バレンタインも近いし「チョコレート」で考えてみる。

チョコレート、甘いのが好きな人は高い値段でも買いたいけど、嫌いな人は高い値段ではなかなか買おうとしないよね…

ということで、需要者側(商品を購入する側)としては、「価格が高いと買う人が少ない(チョコレート好きな人だけ)、価格が安くなると買いたいと思う人が多い(チョコレート好きな人はもちろん、普段買わない人も「安いならいいかも」と思う)」となる。

なので、グラフが右下がりになる。

 

一方、供給者側としては、全くの逆で、、、

高く売りたいよね、利益出したいもんね。なので、

価格が高いと売る人は多い(どの企業も儲けたい)、価格が安くなると売る人は少ない(利益が出ないならば、生産したくない)」

なので、グラフが右上がりになる。

 

 

 

それぞれの気持ちの妥協点=グラフが交差する点=「均衡点

として、

需要者「まあこの値段なら、これくらい買ってやろう

供給者「まあこの値段だったら、これくらい生産してもいいだろう

とそれぞれが思う、価格・数量が決定するわけだ。

 

この価格と数量は、「それぞれの経済主体が、自身の利潤(もうけ)を最大化するように行動すれば、おのずと決定する」

といわれています。

ということは、需要者ひとりひとり、供給している企業が「それぞれの利潤(もうけ)を最大化」、すなわち

効用(≒満足度)を最大化するように」行動すれば、市場は安泰ってわけ。

 

ただし、もちろん決まらない場合もある。

例えば鉄道を考えて欲しい。

鉄道サービスを提供するには、とてつもない費用が掛かっている。

土地を手に入れて、レール引いて、車両作って、運転手を育成して…

途方もない金額なんだけど、利用している私たちには「そんなのしったこっちゃない」話で、

供給者(鉄道会社)が「この値段だったら、供給してもよい」と思う値段、すなわち今までの費用を回収して儲けまで出そうとする値段なんて高すぎる!って皆が思う。そうなると、この市場のサービスの価格が一向に決まらなくて、市場が成り立たなくなってしまう。

 

でも、今皆さん電車乗ってますよね?割と「払ってもいいと思う」値段で…

それはなぜかというと、

「政府が需要者・供給者の間に入って調整してくれているから」

です!

こういうのを「政府の介入」っていって、普通の市場なら邪魔でいらない(オイ)んだけど、

均衡点が見つからないとか、市場がうまく機能しない場合、レスキューしてくれます。

 

 

 

最後になりましたが、「市場」とは、、

「取引が行われている場所すべて」

を指します。

非常に広い意味を持つ言葉ですが、これからたくさん耳にすると思います。

経済活動が行われる、ステージみたいなものだと思ってください。