うちの金魚達は割とみんな便秘気味だ。便秘の心配がいらないのは、ぼうくんとまると黒らんちゅうトリオぐらい。
といっても黒らんちゅうトリオは餌がヘルシーラブスターなので、そもそもが便秘を見越した餌仕様になってる。
特に大きいの3匹は常に便秘気味
60cmの小さな水槽では運動量が足らないのかも
最初は「大きくしたい」だとか、「色揚げも良くしたい」とか思ってたのだけど、便秘に悩まされ始めるとそれらはどうでもよくなって、「とにかく快便を」が目標になってきた
金魚にとって消化不良というのはごくごく身近に存在する「死への幕開け」だと個人的には感じている。
大袈裟かもしれないけど、転覆も腸満も松かさも元を辿ればほぼ「消化不良」から始まる。
それが見過ごされ、長い時間をかけて色んな症状として現れてくる。比較的初期症状なら治せるものも、慢性化してしまうと治療も困難になってしまう。
色んな人のブログや飼育の基本的な記事を沢山読ませてもらって、自分なりに金魚の飼育について考えた。
「水質管理」
「食事の管理」
新魚の導入などイレギュラーなことは別にして、普通に飼育する上で金魚を死なせてしまう理由はこのどちらかである場合がほとんどだと思った。
だから 快便 を心がけたい。
転覆に効果のあるエンゼル
効果はあるのだけど、硬いし美味しくないのか食い付きがあまり良くない。
ベストな餌を求めて次はヘルシーラブスターを買った。これも効果はあるし、食い付きも悪くはないのだけど、このヘルシーラブスターは餌の粒が顆粒状。
黒らんちゅうトリオには最適だけど、デカいトリオは実に食べにくそう
しかも粒が小さくて舞うのでフィルターに吸い込まれてカビる
気に入らない
なので今度は土佐姫を買ってみた。
同じどじょう研究所のらんちう貴族はあげたことがあったのだけど、水槽が立ち上がってない時期だったからか浮いたり便秘したりが酷くて次第に使わなくなっていた。
もしかして成分同じだったりして
見比べてみた。
馬鹿にし過ぎですね
成分同じなら買った意味なかったなと思って
土佐姫はあげ始めてすぐに効果がありました
なんとあの、あのみかんさん🍊が浮かなくなったのです
最初の1、2日は浮かんでましたが、それ以降は一切浮かんでません
水槽の中が落ち着いたとか別の要素なのかもしれないけど、かなり嬉しい
こうやって見るとらんちう貴族は脂質が8%以上もあります。狭い水槽では浮いたり便秘になっても不思議ではないですね
せっかくなので、うちにある餌の成分を調べて見ました
成分だけ見るとエンゼル以外は似たり寄ったりですね
個人的な使用感としては、ヘルシーラブスターと土佐姫はフンがよく出ますね。
でもヘルシーラブスターは20℃以下で使用するとトラブルが出るとも聞いたし、粒も小さいので注意が必要かも知れません。
咲ひかりも食い付きが良いし、フンもそこそこだしいい餌だなと思いましたが、やっぱり土佐姫
みんな立派なフンをなさいます
とにかくみかんさん🍊が浮かなくなったことは、私にとっては
「神の餌」
もう奇跡です大袈裟
餌選びは本当に難しいなと感じました
あの餌の成分表が、ここに辿り着いた人の少しでも役に立てば良いなと思います。