あと歯科治療。
乳幼児の頃、息子に歯医者さんなんて絶対に無理と確信していた。だって普通の小児科でもギャン泣き大騒ぎのパニックだったもの(親の私が子供の病院恐怖症になったくらい。) 保健所の歯科検診でも本当に大変だった。普段の歯磨きですら抵抗するから毎朝毎晩本当に大仕事だった。
そう、散髪も、理髪店なんて確実にパニックを起こすからうちで私が切ろうとしたけど多動とパニックでこれまた無理。 結局、泣き疲れて眠った時に散髪した…うつ伏せの息子に本当に大変だった…(あの頃本当に頑張ってたなあ私TωT)
発達障害児の歯科治療。他の子はみんなどうしてるんだろうと当時調べたら『パニックで治療不可能な子供には麻酔で眠らせて治療するのが一般的』と知った。こんな小さな子供に全身麻酔なんて…!!(○_○)と今度は私の方がパニック。 そんな究極の治療方法しかないんだ…とうなだれて落ち込み発達障害児の育児の大変さを噛み締めてから、『だったら歯医者さんに行かなければいい、絶対に虫歯になんかさせるものか!!!』と、とにかく毎日の歯磨きだけは絶対に怠らず必死で虫歯予防に努めた。息子が抵抗しても抵抗しても『全身麻酔よりはまし!!』と、とにかく必死で歯磨きした。泣いて嫌がる我が子に無理強いするのは辛かった…けど私がやらねば誰がやる!!当時の息子への歯磨きは真剣勝負だった。
そのせいか息子に歯磨きの習慣がきっちり身に付いて(こだわりの強いタイプだから一度癖になった習慣はなかなか抜けないwこだわりは時には利点w)今でも学校の歯科検診で要治療の紙をもらったことは一度もない。
今回、洞窟少年たちのニュースで見かけた『パニック』や『麻酔』というキーワードで、当時の記憶が鮮やかに甦った。
ちなみに息子は今では小児科も歯科医院も耳鼻科も皮膚科も眼科も理髪店も全然平気、むしろ大好き(笑) ただし治療方法とか手技とか痛みの有無や度合いを事前にきっちり医師に確認しています自分の口で(小4にして自らインフォームドコンセント!偉い:笑) パニックを起こしていた頃は言葉も覚束なくてただ泣きわめくしかできなかったけど、お口が達者になった今はそうやって自分なりに恐怖や不安を解消してパニックをおさえる術を身につけたみたい。
不思議な話、そんな息子を今では『賢いね~』誉める人もいる。当時は『手のかかる騒がしい子供』と、人によっては息子を『厄介、面倒』とまで思っていたはず。息子の中身は何も変わっていないのに評価は真逆。人の見る目で大きく変わる評価、でも息子は息子、中身は何も変わってないの。うまく言えないけど、表出の仕方で人様の見る目は大きく変わる。実に勝手な『他人様の物差し』だけど、発達障害児の育児にはそこを意識するのが大事かなと。がっつりしっかり意識しつつ、でも他人様の評価は『気にしない』。
親の物差しで、オリジナルでユニークな我が子の個性を見守ることも大事といつも思う。
とにかく今回、
本当に懐かしい記憶が甦った。
なにより少年たちが生還できて本当によかった。
天災や犯罪や事故…子供の災禍のニュースは後を絶たず胸が痛むことも多いけど、
我が子や、世界中の全ての子供たちの未来は必ず明るいと信じて、日々頑張る。