前回の続き
※前回※
前回にも書いたが
私はS家が返却された後のことを
何も考えていなかった
用途が無いなら
売ればいいい
だけど
私たち夫婦は
娘が大学卒業後
地元に戻りたい
という気持ちがあった
私たち夫婦は
ともに関西人
旦那の会社の合併があり
結婚後数ヶ月で
関東に転勤になった
田舎育ちの私たちにとって
都会での生活は
楽しいことが沢山あった
友達も出来たし
なにより
娘との思い出がたくさんあった
それでも
引っ越して20年以上がたった今も
どうしても
アウェイな気持ちが
消えなかった
そんな私たちにとって
S家を受け継いだことは
いつか戻るための
大きな後押しになっていた
それでも
Yさんの退去に
相当の時間がかかりそうだと踏んだ私たちは
考えることを後回しにし
のんびりと構えていた
つづく…
