お世話になります。ガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
TECLAST T65 Maxを購入しました。
中華ガジェットメーカーTECLAST(テクラスト)製のタブレットです。
格安タブレットを探したことがある人なら1度くらい目にしたことがある名前かもしれませんね?
TECLASTは個人的に推しメーカーでこれまでに3台のタブレットをレビューしています。
TECLAST T65 Maxは大画面ゆえに重い
TECLAST T65 Maxのサイズは305×199×8.2mm。
さすが13インチディスプレイを搭載しているだけあってめちゃくちゃデカいです。
比較用に10.61インチタブレットのRedmi Padを重ねてみるとこんな感じ。
10インチタブレットでも十分大きいんだからTECLAST T65 Maxがいかに巨大なのかが分かりますね笑
まぁ大きいのは買う前から分かってたんですが、問題は重さ。なんと実測で728gと横綱級。
10インチタブレットは500g前後のことが多いんですが、圧倒的にTECLAST T65 Maxは重いです。
なんとか片手持ちもできなくはないですが、長時間持っていると筋トレになっちゃうので素直に両手で持つか、置いたり、スタンドに立てかけたりしましょう。
手がプルプルしてくる
TECLAST T65 Maxは付属品が充実してる
TECLAST T65 Maxの付属品は以下の通り。
- マニュアル
- SIMピン
- 充電器
- 充電ケーブル
- 保護フィルム
付属品がなにも付いてないことも普通にありますが、充実しているので購入後すぐに使い始めることができます。
充電器が付いているのも嬉しいポイント。コンパクトですが18W急速充電に対応しています。
保護フィルムも予め貼ってあります。
使う前に薄いシートを剥がす必要があるんですが、保護フィルムごと剥がしてしまう可能性があるので気を付けてペリペリ剥がしてくださいね。ゆっくりと慎重に。
なお残念ながら保護ケースは付いていませんでした。
なので僕は純正ケースを同時購入。ネイビーでなかなか良い感じでしたよ。
側面は樹脂製のクリアタイプ。四隅に厚みがあるのでそれなりに耐久性もありそうです。
ケースを開けるとディスプレイが点灯して、閉じるとロックされますよ。便利。
ケースをスタンドとして使えるところもGOOD。
主に僕は動画視聴に使っているので重宝しています。2段階の角度調整が可能です。
ただし!純正ケースを装着すると重さに拍車がかかります笑
なんと約1,250g!
ずっしり重いので毎日持ち運んで使うのはちょっと厳しいかもしれませんね・・・。
TECLAST T65 Maxのは13インチ大迫力ディスプレイ
TECLAST T65 Maxの特徴は13インチの大画面ディスプレイ。
購入前は10インチに毛が生えた程度かなーとか思ってたんですが、想像を遥かに超えてデカかったです笑
これだけ見ても大きさを実感できないと思うので10インチタブレットと並べてみました。
ほら!全然違うでしょ?まじでめちゃくちゃデカいんですって!
画面解像度も1920×1200とFHD+相当。液晶ディスプレイではあるものの、何の問題もなく表示は綺麗ですよ。
動画視聴はもちろんのこと、ネットサーフィンや電子書籍での読書も超快適。
またこれだけ大きければ画面分割しても小さくなりすぎずに使えます。
ネット見ながらSNSをチェックしたり、ゲームしながら攻略サイトでカンニングしたりと思う存分エンタメコンテンツを楽しめます。いや最高。
なおディスプレイの輝度は300nitsと高くはありません。
屋外で使うシチュエーションは多くないかもしれませんが、そこまで暗く感じることはなかったです。
カンカン照りの砂浜で使う以外なら困ることはないでしょう。
TECLAST T65 MaxはWidevine L1
TECLAST T65 Maxは動画視聴用のデバイスとして最適。
しかもデジタル著作権管理方式WidevineのセキュリティレベルはL1。
低価格帯のタブレットだとL3になっているものも多いですが、TECLAST T65 Maxなら高画質での視聴が可能となります。
HDR機能には非対応なもののNetflixではFull HD再生可能。
ホワイトリスト方式を採用しているAmazonプライム・ビデオでも「HD 1080p」で視聴可能です。
YouTubeでは「1440p60」まで設定できました。
いつでもどこでもサクッと大画面で動画視聴できるのはメリットでしかありません。
買ってよかったなーとつくづく思いました。
TECLAST T65 MaxのAnTuTuスコアは40万点
タブレットの基本性能・動作性能を司るSoC(CPU/GPU)には「MediaTek Helio G99」が搭載されております。
2022年5月に台湾のMediaTekが発表した4G通信のチップセットでです。
スマホやタブレットの基本性能を数値化できるのAnTuTuベンチマークでスコアを計測してみたところ405,298点でした。
- OPPO Reno9 A:441,655点
- Redmi 12 5G:414,955点
- TECLAST T65 Max:405,298点
- OPPO A79 5G:390,417点
- AQUOS wish3:369,584点
以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますので、参考に御覧ください。
TECLAST T65 Maxはメモリ拡張可能
TECLAST T65 Maxに搭載されているRAM容量は8GB。
これでも普段使いなら十分ですが、さらに使わないストレージ(ROM)の最大12GB分を仮想メモリにする「メモリ拡張」機能が搭載されております。
もちろん標準メモリと同等の性能があるわけではなく、パソコンの仮想メモリと同じように動作が速くなることはありません。
とは言え、元々のRAMがフルに使われるような場合でもさらに余裕ができるので積極的に使っていきましょう。
TECLAST T65 Maxのゲーム性能は高くない
普段使いであればそれなりに動くTECLAST T65 Maxですが、重いゲームが快適に遊べるほどではないのでご注意ください。
例えばゲーム性能のベンチマーク的な損zないである原神のデフォルトグラフィック設定は「最低/30FPS」。
TECLAST T65 Maxはバッテリー持ちがイマイチ
TECLAST T65 Maxは10,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているものの、バッテリー持ちはイマイチ。
普段スマホレビューで使用しているベンチマークアプリPCMarkのバッテリースコアは9時間46分でした。
画面が大きいだけにバッテリー消耗も激しいのかもしれませんね。
また、実際に使っている時でも動画視聴しているとグングンバッテリーを消費していきました。
- Amazon Musicで音楽再生1時間:2%消費
- YouTube(1080p60)動画視聴1時間:13%消費
以下の記事でこれまでレビューしてきたスマホのPCMark計測結果をランキング形式で掲載しているので、参考に御覧ください。
TECLAST T65 Maxの充電時間は長い
TECLAST T65 Maxはステレオスピーカー搭載
TECLAST T65 Maxは横持ちで左右にスピーカーが搭載されているのでステレオサウンドを楽しめます。
肝心の音質は低音が抜けて中高音域中心。スカスカ感があるのであんまり良くはないです。
音質に拘りがあるなら、Dolby Atmosなんかに対応しているタブレットの方が良いかもしれません。
まぁ僕はそこまで求めてないですし、普通に動画が見れれば良いので十分ですけど。
また、幸いTECLAST T65 Maxにはイヤホンジャックもあるので、素直にイヤホンやヘッドホンを使うのもありでしょう。
ワイヤレスイヤホンを使う人も多いかもしれませんが、対応BluetoothコーデックはSBC・AAC・LDAC。
残念ながらaptX系のコーデックには非対応なのでご注意ください。
ちなみに僕が使ってみた限りでは、SRCを回避しているようで、Amazon Musicのストリーミング再生では日本オーディオ協会が求める「96kHz/24bit」にも対応してました。
TECLAST T65 MaxはSIMカード装着できる
- FDD-LTE: B1/B3/B5/B7/B8/B20
- TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41
- GPS
- GLONASS
- Beidou
- Galileo
TECLAST T65 Maxは顔認証が使える
TECLAST T65 Maxの主要スペックは以下の通りです。
- OS:Android 14
- SoC:MediaTek Helio G99
- ディスプレイ:12.9インチ/1920×1200
- RAM:8GB
- ROM:256GB
- Bluetooth:Ver.5.0
- SIM:nanoSIM×2
- FDD-LTE: B1/B3/B5/B7/B8/B20
- TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41
- リアカメラ:1,300万画素
- インカメラ:800万画素
- 生体認証:顔認証
- バッテリー容量:10,000mAh
- 充電速度:18W
- スピーカー:ステレオ
- サイズ:305× 199 × 8.2mm
- 重さ:710g
まとめ:TECLAST T65 Maxを買うべき人は?
TECLAST T65 Maxをレビューしました。
実際に使って感じたメリットは以下のとおり。
- 13インチ大画面は迫力満点
- Widevine L1で動画が高画質
- 動作性能は普段使いに困らない
- ステレオスピーカーが嬉しい
- SIMカードを装着できる
- 重い
- ゲーム性能は高くない
- スピーカーの音質が物足りない