私が看護師2年目の頃。
まだ仕事にも慣れず、同期よりも何をするにも時間がかかっていました。
要領が悪くて、先輩に迷惑をかけてばかり。
昼休憩も先輩たちと一緒で、心が休まる時間がなく、毎日、頭痛が消えないまま必死に看護をしていました![]()
逃げ場もなく、ただ目の前の仕事をこなすことで精一杯![]()
そんな時、私が受け持つことになったのは、小学2年生の男の子でした。
いつも明るくて、病気と闘いながらも笑顔を絶やさない子![]()
でもその笑顔の奥には、きっと不安もあったと思います![]()
ある日、その子が私の顔をじっと見つめて言いました。
「ここにいて。話そうよ」
その一言で、胸の奥がじんわりと温かくなりました![]()
まるで、「あなたもここにいていいんだよ」と受け入れてくれているようで。
あの時、私は気づきました。
患者さんに“支えられる”瞬間があるということ![]()
看護師が支える側ではなく、
支えてもらうこともあるんだと。
情けない自分に落ち込む日々だったけれど、その子の言葉が、私を少しずつ前に進ませてくれました![]()
あの出会いがあったからこそ、
今も「患者さんの力になりたい」と思い続けられています![]()
患者さんから教わった優しさは、
今も私の中で静かに光っています![]()
キャリアも子育てもプライベートも楽しみたい
毎日、馬車馬のようです
