私が看護師2年目の頃。

まだ仕事にも慣れず、同期よりも何をするにも時間がかかっていました。

要領が悪くて、先輩に迷惑をかけてばかり。

昼休憩も先輩たちと一緒で、心が休まる時間がなく、毎日、頭痛が消えないまま必死に看護をしていましたショボーン


逃げ場もなく、ただ目の前の仕事をこなすことで精一杯泣き笑い



そんな時、私が受け持つことになったのは、小学2年生の男の子でした。


いつも明るくて、病気と闘いながらも笑顔を絶やさない子にっこり

でもその笑顔の奥には、きっと不安もあったと思いますびっくりマーク


ある日、その子が私の顔をじっと見つめて言いました。

ここにいて。話そうよ


その一言で、胸の奥がじんわりと温かくなりました照れ

まるで、「あなたもここにいていいんだよ」と受け入れてくれているようで。


あの時、私は気づきました。

患者さんに“支えられる”瞬間があるということお願い

看護師が支える側ではなく、

支えてもらうこともあるんだと。


情けない自分に落ち込む日々だったけれど、その子の言葉が、私を少しずつ前に進ませてくれましたお願い

あの出会いがあったからこそ、

今も「患者さんの力になりたい」と思い続けられていますスター


患者さんから教わった優しさは、

今も私の中で静かに光っています花