ミュージカル

『LIFE IS DERBY(ライフイズダービー)』

〜朝もやの向こうから〜


2023年 11月25日 26日


無事に終演しました。


17年前の役に、再チャレンジしました。

これから話すことは

まだどこにも言ってない

そして、記録しておきたいことです。


みんなに、ちゃんと、届きますように...🌟


ひとつひとつ振り返るね!🐎💨



①ニッポン!


今回1番驚いたことは、ウォーミングアップが超進化しとったこと!

ロキャは、ストレッチ、発声練習、ピラティス、プランク、バレエ、タップを稽古前にみんなでみっちり時間かけてやるのね。(初日はこれだけで筋肉痛になった。)ロキャが日々、パワーアップしとるのって、こうやって基礎をしっかりやってるからなんだなぁと改めて実感した。ちなみに、プランクのときに流れるBGMが三味線みたいな お祭りみたいな激しい曲で『ニッポン🇯🇵🔥』って掛け声はいるのが毎回たのしかった。あれ、いまだに思い出す。



②愛のこもった手作り

舞台のこの装飾(屋台に置く小道具や、張り紙)は、すべてロキャメンバーが作り、みんなで飾りつけしました。


しかもこのメニュー表には、スプレーでソースをほんのり振りかけとって、本当に屋台のにおいがするの!(芸が細かい👏)


パンフレット撮影のときも、焼きそば屋さん役の人は本当に本物の焼きそば作って持ってきたりしとった。それを野村さんも褒めてた。

東京ではさ、舞台セットや、小道具や、バミリ(舞台上で役者の立ち位置や小道具の場所などに目印を付けること)とかって、スタッフさんがやってくださっていることが多いのね。作品によってだけど。


そういう舞台にまつわる全てのものをロキャは自分たちでやれることはやっていて『こうやっていつもスタッフさんがやってくれてるんだよなぁ』とか『こうやって組み立てるんだよなぁ。』って、舞台に立つ人間としての"大切な原点"を沢山知ることができた。ありがたい時間やった。



③距離感ゼロ


私がロキャを離れてから入団したメンバーや、東員町メンバーもいるので、今回はじめましての方が半分くらい居ました。でも、すぐにみんなと話せるようになったこと、一緒に何の躊躇いもなくお稽古をやれたこと、休憩も一緒にご飯を食べたり、ふりかけ分けてもらったり、楽屋でもずっと話してくれたり、アイロン貸してくれたり、髪型ボサボサにならん方法教えてもらったり、早めに来て一緒に自主練したり、車がピーピーなっておかしかったのも直してもらったり(←ただのライトの付けっ放しだった。笑)距離感ゼロでやれたことが、心からうれしかった。あ〜、もっとみんなと写真とっておけばよかったな🥹




④視界もほぼゼロ

今回、1番苦戦したこと は

この動画見てもらったら伝わると思います。笑




⑤甘やかさない🟰愛

ある日のお稽古の帰りに、歌唱指導の一海先生に『ゆい、やっぱ昔より声も出てるし上手くなってるなぁ』と声をかけてもらっていたら

野村さん(団長)が『あかんあかん。こいつはここでしごいて東京に帰そうと思ってるんで』と横から言われた。笑

それが、野村さんです!

昔は、めちゃくちゃ怖くて話しかけるのもヒヤヒヤだったけれど、愛を持って接してくれる姿は一生変わらない。今回は、昔に比べてだいぶ話しかけられるようになった。笑 


そして、パンフレットのこの言葉には涙しました。

わたしは9歳から

ずっと野村さんの元で

子役として舞台に立ってきました。


時には2幕からの出番で

セリフも二言くらいしかなくて、

一幕はずっと楽屋で遊んでる時代もありました。


誰かの娘役、

誰かの妹役、

そんな役ばかりをもらっていたし、

立ち位置も、後ろの方か端っこ。

それでも舞台が大好きでした。

学校よりお稽古に通うことが生き甲斐でした。

いろんな大人の背中を見て学んできました。

そんな私が、なぜ、

17年前の『LIFE IS DERBY』で

主人公的な役をもらえたのか、ずっと気になっていました。


だから今回、

野村さんに勇気を出して聞いてみました。



『なんで、あのとき、わたしを抜擢してくれたんですか?』

『それはお前が成長したからや。

稽古の時に、これは行けるなと思った瞬間があった』そう思って翌年に抜擢してくれたらしい。


その言葉が聞けたのが
今回、本当に、とっても、嬉しかったです。

一度は離れてしまった私を
また舞台に呼んでくれたことに
本当に胸が熱くなったし、
迎え入れてくれたロキャメンバーにも感謝でいっぱいでした。


⑥地元の声援
わたしの入っていた劇団名は
『ローカルスーパースターズ』といいます。
通称『ロキャスタ』といいます。

今回、幼稚園からのお友達と

チケットを渡しがてら久々にランチしました。


そのとき、ふと

『ゆいは、地元のスターなんやで』と言われて

帰り道に、嬉しくて、ひっそり泣きました。

(正にロキャスタの名前そのものになれたんだなぁと思えて)


東京に住んでいると、

厳しい現実が沢山まっていて

自分の存在なんて とてもちっぽけに思えたりします。


でも、地元から

応援してくれとる人が沢山おることに

支えられとるんだなぁと改めて感じました。


これを読んでくれとるお友達がおったら

改めて、いつも、仲良くしてくれて

応援してくれて、本当にありかとうね!✨

これからも、よろしくね🥹


(お友達の子供にサインちょうだいって言われたのかわいすぎた🥹)



⑦家族に。

そして今回はじめて実家に1ヶ月も滞在しました。

私のお母さんは、基本きびしいです。

でも、実は、稽古場弁当は全部お母さんの手作りでした。(正式に言うと作ってくれたおかずを好きな分だけわたしが詰める方式。笑)


わたしのお母さんは、

いつでも健康に気をつけとるし、

体冷やしたらあかんよ!と

(散らかっとると)運気が下がるよ!と

お客さんだと思ったらあかんよ!が口癖だし、

23時30分が消灯時間なのに、

お稽古が遅くなって帰宅しても

一応 『おかえり 今日はどやった?』とだけ言って寝室へ行くことが多かった。


お母さんは、いつもゆいのことを心配してくれとる。だから今回支えてくれた大きな存在でした。

お母さん、ありがとね!


そして、実は今回のミュージカル家族やおばあちゃんや親族の分のチケットを、全て自分で購ってご招待しました。昔、たくさん迷惑や心配をかけたからさ、その分のお礼というか、ありかとうを込めて。今回は恩返しのために三重に来たのかもしれないなぁ。




⑦大きな存在

そして、なによりも今回大きかったのは

東京や、各地から観に来てくれるファンの方の存在です。行けなくてもエールを送ってくれたり、お花やプレゼントを贈ってくださる方もいました。本当に嬉しかった!ありかとう!!


"ファンの方がいること"

これが、昔の自分にはなかった大きなことです。


ロキャメンバーも、みんなからの感想のコメントを楽しみにしていて、ずっと一緒に読んでました。


離れていても近くにいても

いつでもどこでもありがたい存在です。


今回の凱旋公演も、たくさん、応援してくれて本当に、心からありかとう!!!😭


素敵な劇団にいたんだね

一人一人が光っていたね

原点が見られてよかったよ


と言ってもらえて、私も本当にうれしかった😭✨✨



そして、今回の出演を

すんなり受け入れてくれた事務所にも感謝です。

入って間もないのに、やりたい事にすぐ耳を傾けてくれて、東京から離れるのもOKしてくれて、背中を押してくれました🥹💐マイアミ終わったばかりだったから、だじゃれもんカラーのお花を贈ってくださったそうです🥹

あと、公演おわってから

新たにSNSをフォローしてくださった方が

たくさんいらっしゃって、それも嬉しかった。

見つけてくれて、ありかとう😭✨✨



この1ヶ月、


本当に必死でした

ほぼ毎日お稽古でした
帰ると24時近くでした
毎晩、台本よんでました
とてもプレッシャーでした
久々の運転こわすぎました
毎日青汁のんでました
ばあちゃんと久々に沢山話せました
畑でネギ抜きしました
はじめて家族全員にごはんつくりました
ガソリンスタンドで半分寝かけました
15年ぶりのロキャでした
めちゃくちゃハードでした
3キロ痩せました
(もう戻りつつあるけど)
たくさん笑って
たくさん泣いて
駆け抜けました

改めて
最強の劇団に居たことを
改めて実感できた大切な時間でした。



ロキャメンバーに
最後、"ありがとう。"と連絡を入れたら

ゆい、ありがとうね。
そして、いってらっしゃい

と言われました。

わたしは、

本番から1週間経ち

また 普通の東京での生活に戻りました。



この凱旋公演に出られたことは

きっと、一生、忘れないとおもう。


ロキャ、本当にありがとう。

そして、行ってきます!



かとう唯 裏側密着



人生が競馬なら

わたしは、ようやくゲート入ったところかもしれないな。



みんな、本当に、いつも、ありかとうね。


これからも、

一緒に走り続けようね!🐎🐎



2023.12/4  北野千夢 役(かとう唯)




ー本日のだじゃれー

これ飲むと、元気が もらエール


本当に美味しかった からの投稿





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