今日は オーディション日記が
いよいよクライマックスを迎えます☆


ども、こんばん若鶏のグリル
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かとーゆいです。


このオーディションシリーズ
いろいろ好き嫌いはあるかと思いますが、私のオーディション経験をいつか何かに活かそう!と思って書き続けてきた日記を そのまま再現している ノンフィクション日記です。 
読んでくださってる方、本当にありかとうございます!




ー第6章ー
オーディションに合格し、
これからの活動に 期待で胸がいっぱいだった。

そんなある日、一本の電話がかかってきた。


プルルルルル

『はい、もしもし。』

企業オーディションの社長からだった。
つまり わたしを準グランプリにしてあげる!と 引き止めてくれた人だ。


『とても話しづらいんだが、言わなくちゃいけないことがあるんだ。』




嫌な予感がした。


『なんですか?』


『実は今回の この活動....











白紙になった。』






『え!?!?』



どうやら、大人の事情で この企画をすべて なかったことにしなくては いけなくなったようだ。
この先決まっていた CD発売のプロモーションや、○○での活動や、広告の撮影etc...
すべて ナシになった と言う事だ。



このとき思った。



やっぱりな。

こんな 上手くいく話なんて
やっぱり裏があるんだよ。





最初は、

君をグランプリにしたい!

て必死になって引き止めてくれたけど



今思えば、完全に怪しさの塊じゃないか。



どん底に落ちた気分だった。


わたし、
やっぱり まだまだなんだなぁ

と自信もなくした。



後日
もう一人のグランプリになった女の子から連絡があり、


あの社長は音信不通になって
どこかへ飛んだみたい

と 教えてもらった。




信じられないが、これがこの時のオーディション日記の結末だ。





しかし
わたしは思った。


騙された というより、


わたしが そもそも

掛け持ちしていたからダメだったんだ。


でも
二つのものが欲しくなった時、
どちらも欲しくなってしまう事ってあるよね。



このときの私は、


とある雑誌の専属モデルオーディションも、


とある企業のPRオーディションも

どっちも捨て難かった。

だから
どっちも全力だったけど

両方共 手に届く場所に置いていたからダメなんだ。



結果、

今回の
私のオーディション日記は
どちらも得られないまま
終わってしまったのだ。


これぞ正に

『二兎追う者は一兎も得ず』


このことわざが 
痛いほど胸に突き刺さったオーディション日記だった。

ー お わ りー

この物語はすべてノンフィクションです からの投稿