今日は オーディション日記が
いよいよクライマックスを迎えます☆
このオーディションシリーズ
いろいろ好き嫌いはあるかと思いますが、私のオーディション経験をいつか何かに活かそう!と思って書き続けてきた日記を そのまま再現している ノンフィクション日記です。
読んでくださってる方、本当にありかとうございます!
オーディションに合格し、
これからの活動に 期待で胸がいっぱいだった。
そんなある日、一本の電話がかかってきた。
プルルルルル
『はい、もしもし。』
企業オーディションの社長からだった。
つまり わたしを準グランプリにしてあげる!と 引き止めてくれた人だ。
『とても話しづらいんだが、言わなくちゃいけないことがあるんだ。』
嫌な予感がした。
『なんですか?』
『実は今回の この活動....
白紙になった。』
『え!?!?』
どうやら、大人の事情で この企画をすべて なかったことにしなくては いけなくなったようだ。
この先決まっていた CD発売のプロモーションや、○○での活動や、広告の撮影etc...
すべて ナシになった と言う事だ。
このとき思った。
やっぱりな。
こんな 上手くいく話なんて
やっぱり裏があるんだよ。
最初は、
君をグランプリにしたい!
て必死になって引き止めてくれたけど
今思えば、完全に怪しさの塊じゃないか。
どん底に落ちた気分だった。
わたし、
やっぱり まだまだなんだなぁ
と自信もなくした。
後日
もう一人のグランプリになった女の子から連絡があり、
あの社長は音信不通になって
どこかへ飛んだみたい
と 教えてもらった。
信じられないが、これがこの時のオーディション日記の結末だ。
しかし
わたしは思った。
騙された というより、
わたしが そもそも
掛け持ちしていたからダメだったんだ。
でも
二つのものが欲しくなった時、
どちらも欲しくなってしまう事ってあるよね。
このときの私は、
とある雑誌の専属モデルオーディションも、
とある企業のPRオーディションも
どっちも捨て難かった。
だから
どっちも全力だったけど
両方共 手に届く場所に置いていたからダメなんだ。
結果、
今回の
私のオーディション日記は
どちらも得られないまま
終わってしまったのだ。
これぞ正に
『二兎追う者は一兎も得ず』
このことわざが
痛いほど胸に突き刺さったオーディション日記だった。
ー お わ りー
この物語はすべてノンフィクションです からの投稿