織りの教室では、
遅くなったし、雨だったので、
のりづけはまた次回ということになり、
今日(正確には昨日)は、先生から、
「機織り」についていろいろ教えていただきました。
糸と機(ハタ)の関係と自分について。
機やさんはそれぞれ、特徴があり、
万能なものから、着尺専用、
また帯のように強い打ち込みを好む機など。。
糸も同じで、
そこそこの風合いのものから、
結城紬のやさしい風合い、京都の糸なら「品」重視で、
また別の風合い。。。
どれを選び、自分のものとしていくのか?
それが大事なことだと教わりました。
これからは、「そこを意識して仕事をしていきなさい!」と。
そして、今は絶版になっている
貴重な本を貸してくださり…。
先生のところには、10万円もする専門書がズラリあり、
事在るごとに見せてくださいます。
上の本は、販売しているので、
「自分で買って、勉強しなさい」との事。
今回、織る「横縞」は、訪問着用のサンプルになるので、
染めた経糸と緯糸を見せたら、
「もう1段階濃い色があるといいのに」と。
なら、何かで、重ねますというと、
似せ紫になってしまうともったいないから…と仰り、
冷凍庫から
くださりましたぁ~。
ただ、5年ものなので、どんな色になるのかは
わからないわよ‥ですって。
家に帰ってよく見ると、
東大阪の品でした。 299さんの街や~(*^▽^*)
紫根は冬に染めないといい色が出ないんじゃ~と
言ったら、先生曰く、
「だったら、エアコン、ガンガンにかけて、
真冬の環境にして、染めればいいじゃない!」
ですって。。
さすが、土佐の女子(おなご)~![]()
御年84歳でも、豪傑です![]()
駅へ向かう帰り道、偶然、草木染めの同期の方に会いました。
「うちくい展」の手伝いの帰りだとのこと。
パンフレットを見せてくださり、
明後日までなので、よかったら行ってみて!と言われ、
興味深深。。
時間をやりくりして行ってこようと思っています。
やっぱり、もう少し濃くしたいの。。
さぁー、私自身もわからない。
ただ、わかることは…
色の神さまの導く方向へついていくってこと。
刺繍から始まって、今、染め・織りに
携わっているのは何故なんだろう?
養蚕をしていた祖母の隔世遺伝子?
それとも、祖母が何かをやり残していて、
心残りで私にそれを託しているのかも?
どこに向かっていこうとも、
それが私の道なんだろうな…
夜明け前に、そんな想いに耽る自分が
可笑しいです。。





