先週(金)芝の増上寺に行った目的は

この作家の作品を見たかったから…。

彼が京都に在住している頃かな。多分なにかのテレビ番組で見たんだと思うが…。

作品を見た瞬間「あゝ良いなぁ。好きだなぁ」

カーフさんの木版画の画面の切り取り方や色使いに惹かれた。

今回の展覧会で、既に亡くなってから15年も経つ事も知った。もっと作品が見たかったよ。

下は展覧会のパンフレット

1  富士

2  (山門から見た)増上寺

3  雪の倉敷

4  傘と祇園

5  芝ハウス

6  カーフさん(常に和服で過ごした)


増上寺。

芝公園の中。隣にはプリンスホテルもあるし外国の方々が多く、散歩がてら立ち寄っているね。

この日も(近隣国の騒がしくてマナーも悪い外国人と違い)欧米の方が静かに景色を楽しみ、目が合えば会釈してくれたり微笑んだり…

とても気持ちが良かった。

写真に写っている方々。殆ど外国人だぁ。



人のいない回廊から

たったひとりで東京タワーを眺めながら

わたしゃ急に〝孤独〟という言葉が浮かんだ。見渡せば、ポツンポツンと人が歩いているのに…。

気持ちが落ち込んでたわけでもなく、徘徊楽しむ真っ最中だったのに。

何故だろね(笑)



そうだ、思い出したわ。

新聞の投書欄で目にしたんだけど、その方が聞いていたラジオ番組の人生相談。悩み事にアドバイスをしていた美輪明宏さんが言ったという言葉。

「孤独とは物事を深く考える聡明になるチャンスです」

これが(頭のどこかにあって)こんがらかった脳の回線から顔を出したのよ〜きっと…。


それにしても美輪さん、深いです。


聡明になるチャンス求めて

孤独になって物事を深く考えようかなぁ。

と、一瞬だけ思ったり…。