◆アンと幸福/坂木司

資格なし。学歴なし。得意なのは食べることと笑うこと。アンちゃんが選ぶ未来は……?
「みつ屋」以外にも目が届くようになってきた今日このごろ。別れと出会いと「なんで?」を乗り越えて、アンちゃんも新しい扉を開きます。東京デパートの食品売り場から、たくさんのはじめての場所へ……。甘酸っぱい謎と和菓子の世界が、あなたをお待ちしています。(光文社サイトより)


読了。
ずば抜けた知識・推理力の椿店長に守られていたアンちゃんが新任の藤代店長とは共に考えて探って答えを見つけている姿がすごく頼もしく感じました。
みつ屋のみんなの関係性もよくて好き。みんないい人。乙女(立花)は悩みすぎだなぁ(笑)。

どのお話も悪意がないので、読んでいてホッとします。

後半は椿店長との和歌山出張です。
八百万の神様がいる日本では当たり前だけど、お菓子の神様もいるんだな。菓子祭りも初めて知りました。

読んでいて和歌山(海南・白浜)に行きたくなりました。和歌山は旅行先候補によく挙がるのですが、微妙に遠くてなかなか行けず…。いつかは行ってみたい土地です。まず、パンダ🐼が見たい。登場したお宿もサイトで確認して、宿泊先候補にしました(*´艸`*)。

表紙が柑橘だから、栞は日向にしました(オレンジ🍊つながり)。雑誌爆買月間にゲットした栞ですが、インパクト大ですね。