12月の半ばに、通っていた市進学院を辞めました。
最も最優先でしなければならないことは、志望校の再選定。
偏差値は志望校選びに於いて、複数あるファクターのうちの1つでしかありませんが、合格できるかどうかを予想できるツールではあります。
息子の模試の成績の偏差値±10の帯にある学校をまずはピックアップ。
ピックアップをした後に、説明会を開催していれば参加し、していなければホームページを熟読しました。
リストアップされている学校が我が家の預けたい学校像と、どのくらい近いのか遠いのかを夫婦で連日深夜まで話し合いました。
下記、我が家の考え方です。
•中学生高校生の年代には、その年代で向き合うべき人生課題がある。6年間を、大学受験の準備期間としてのみ考えたくない。
↓
学校説明会の主眼が進学実績の話に、終始する学校は除外する。もちろん進路は大事だけども。それだけでは嫌。
•学校の理念やポリシーが、普段の教育にどのように反映されていて、何を目指した教育なのかが明確であり教員間で一致しているか
↓
教育活動の流行りはあるけれど、ただただ流行りを取り入れているのではなく、そこに一本筋が通っていると、説得力もあるし納得もできる。
ただなんとなくグローバルとか、ではなくて。
•先生たちの子供達に対する態度や眼差し。そこに愛はあるのか。
↓
これは、感じ方の違いなので、人によって違うとは思いますが。
息子が4年生の頃から様々な学校説明会に参加しました。数えていないので正確な数はわかりませんが、20校は下らない数の学校を訪問しました。
偏差値の高低は横において、本当に良い学校と感じたところは、実に少なかったです。
そのうちで我が子が手が届く可能性があるところが、3校。
A校 先生方の暖かさと子供達の素直さが印象的な学校。様々な総合学習や教育活動の取り組みのベクトルが、スクールポリシーに指していて、活き活きと楽しそうに語る先生方のお話しに感動しまさした。
息子の平均偏差値+9。
でも、突然過去問をやらせてみたら全教科得点率が7割から8割を越えました。過去問との相性?
メルカリで、3年分の過去問(学校説明会で配られた本物の過去問で1年につき4日程分)と、5年前の年度用の声教のテキストを購入しました。
声教のテキスト10年分と学校配布の過去問12回分で、22回分を、12月後半2週間と1月前半2週間でやりました。ほとんどの回で4科目とも、合格最低点を超え、かつ得点率は80%超でした。
この学校を、本命校としました。
4回ある受験日程全てに一括で出願しました。
B校 キリスト教の教えに基づく人格教育と、日本の未来を見据えた上で行われている学力の向上を目指す教育の両輪のバランスが良い学校。校長先生や宗教主任の先生のお話しがうまくまた熱量がある学校という印象。
息子の偏差値-2
過去問を対策無しで解かせたら、初見で9割から9割5分の得点率。
3年分の過去問を解かせました。
お守り校として、2/1の午後に受験することにしました。
C校 新幹線で行かないと行けない隣県の学校。1月の受験校です。東大合格数でちょっと話題になっている某中学の地方校です。学力向上に関するプログラムは充実しつつも、キリスト教に基づく人格教育にも力を入れているバランスが良いと感じられる学校です。寮もあり、安心して預けられると思い志望校の1つとしました。
5年分を初見で解いた過去問は、常に70%程度の得点率でした。(40%の得点率で合格との説明会でなお話し)
3校に絞って対策をし、すでに出願済みと当初の第一志望校は、入試に慣れるために受験はするけど合否に拘らないと家族で合意に達しました。